ポーカーのHU(ヘッズアップ)3betポットのOOP(アウトオブポジション)を学んでいきましょう!
HUも場面ごとに勉強していくことで理解が深まります。
今回は第4弾!
3bet(3ベットポット)のOOP(アウトオブポジション)編です。
(HUではBBがアウトオブポジションになります。)
HU(ヘッズアップ)の3bet-OOP動画の紹介
3bet-OOPの勉強会動画を紹介します。
- GTOウィザードのトレーニング機能を使用
- プレイ&解説を通じてHUへの理解を深めていくのが目的。
まずは登場人物から。(前回<第3回目>と同じメンバーです)
- 【Osnelav】 PokerStarsで6max200zやHU2,000zまでをプレイするガチ鉄強。 zoomagaで記事提供をしていた。
>>Lav Poker Channel - 【こしくん】 KKpokerで6max最高レートREGのアグレッションモンスター。 万ドルチャレンジ達成!
- 【TT】 一会社員がポーカーでどこまでやれるのか、いろいろ挑戦&勉強しているところ。
>>TT Poker
3bet-OOPの勉強会動画。
>>HUレンジ
ポーカーの専門用語
動画で語られている用語集。
ジオメトリックサイズ⇨リバーで自然にオールインになるように計算されたベットサイズのこと
>>ジオメトリックサイズとは
モノトーン⇨スートが1種類。
ツートーン⇨スートが2種類。
ウェットボード⇨ストレートやフラッシュ以上のハンドになりやすいボードのこと
静的なボード⇨ハンドのバリューがターンやリバーで変化しにくいボード
>>ボードテクスチャ
混合戦略⇨複数のアクションが混じっているハンド
>>ナッシュ均衡とは
純粋戦略(ピュア戦略)⇨特定の行動を選択し続けることが、最も利益的になる戦略。
ブロードウェイカード⇨強いランク順で作られた最強ストレート(AKQJT)を作るカードのこと。

HU(ヘッズアップ)3bet-IP動画の一部抜粋
BBが3betするレンジはこちら。
(Heads-up/100bb/simple/NL500)
こちらはSBがBBの3betをコールするレンジ。
SBのコールレンジにはAKQなどのハイカードが多いのが特徴です。
このレンジを比べて見られる傾向から、CBを見ていきましょう。
CBはレンジとの関係から打つことになります。
3ベットポットのCBは?
3betを仕掛けたBBは、どんなボードでCBを打つのでしょうか。
このCBの感覚が6MAXとは違ってきます。
例
- 「JT2」のツートーン(BBはチェック率60%)
(チェックは多いのですが、CBを打つ場合はポットオーバーが約20%あります。) - 6MAXでは「Aハイボード」はCB控えめ、HUでは「Aハイボード」のCB多め。
- 6MAXでは「Kハイボード」はCB多め、HUでは「Kハイボード」のCB控えめ。(KハイのSBコール率が高い)
- 「K、ロー、ロー」は小さいサイズ一択
- 「ブロードウェイ、ブロードウェイ、ロー」はチェック頻度が増える。
「ブロードウェイ、ブロードウェイ、ミドル」は小さいベットが選ばれることが増える。
「AQ7」⇨チェック40%(ベットポット20%が27%)
「AQ2」⇨チェック60%(ベットポット20%が15%)
ローとミドルの境界線は6くらい!? - 「A、ブロードウェイ、x」でOOPがチェックした場合、IPはチェックか高くベットする。
- 「K、ブロードウェイ、x」でOOPがチェックした場合、IPは小さいベットが増える。
- 「ミドル、ロー、ロー」ベットサイズは大きいか小さいかが選ばれやすい。
例えば、「9,5,3」ツートーンはチェック約40%で、ポットベットか30%かが選ばれやすい。

感覚を覚えていくことで、HUのレンジとボードとの関係を把握していきます。
全体を通してメモした個所
3betポットOOPで他にも私がメモして勉強になった個所を一部上げていきます。
- 3betポットで相手がレイズをしてきた場合、そこからどのハンドをオールインまで入れ込むかを調べる。
- スートによってそのハンドがブラフ向きなのか、バリュー向きなのかのエクイティを見る。
- 自分のハンドが相手のハンドで下ろしたいものなのか、付いてきて欲しいものなのかを考える。
例「A♠Q♥」ボード「9♥5♠3♠」のとき、Q♥は相手についてきて欲しいハンド。
「Q♥」を自分が持っていることになるのでチェックか、するとしても小さめのベットになる。

HU(ヘッズアップ)の3betポットOOP(アウトオブポジション)動画から学ぼう!
ヘッズアップ(HU)は誰かに力学を教わることが上達の近道。
その近道として、この動画で勉強をしていきましょう!
今回は3betのOOPでした。
次回に4betポットIP(インポジション)を紹介していきます。
