ポーカーのオールイン戦略|荒れているゲームでのオールインハンドは?

ポーカー(テキサスホールデム)で荒れたゲームの特徴は、多くのプリフロップアクションです。

プレイヤーのレイズに3ベット、さらに4ベットなど、オールインになるケースが多発します。

keu
オールインは怖い…
しかし、それでは長期的な成功は望めないとエド・ミラーは言います。
君がもしノーリミットをプレイ中に恐怖-負けることへの恐怖、破産への恐怖、自分が馬鹿に見えてしまう恐怖、その他ありとあらゆる恐怖-を感じているなら、君は極めて正常なのだ。
ポーカーをプレイしている間、大抵の人は何らかの恐怖を経験している。
だが、その恐怖は克服されなくてはならない。
ポーカーを怯えながらプレイしていては、長期的な成功は望めないのだ。
keu
どうすれば恐怖を克服できるのかな?

ポーカーのオールイン戦略-エクイティを知る

あなたは荒いゲームをプレイしているとして、ゲームの参加者が多い場合のエクイティを表していきます。

準タイトなレンジ(全体の約17%)に対して、プリフロップでのエクイティを表します。
(順タイトレンジ:AA-22,AKs-A2s,KQs-KTs,QJs-65s,QTs,JTs,AKo-AJo,KQo エド・ミラーの本から抜粋)

エクイティとは、現時点であなたがポットを獲得する取り分。

レンジとパーセントを表にしてみます。

準タイトなレンジの相手3人に対するプリフロップでのエクイティ

AA 58% AKo 27%  AQo 23.5%
KK 48.5% 88 27% JTs 23.5%
QQ 42% KQs 25.5% KTs 23%
JJ 36.5% 77 25.25% ATs 23%
TT 32% AJs 25% QTs 23%
AKs 30.5% KJs 24.25% T9s 23%
99 29.5% QJs 24% 98s 22.25%
AQs 27.5% 66 23.5% 55 22%
keu
あれ、AAとか鉄板だと思ってたけど4人もいると58%なんだね!
相手が増えれば増えるほど、そのハンドがポットを獲得する確率は減っているので、AAでも58%なのです。
このとき、準タイトなレンジで相手がオールインしたとしましょう。
みんながそのオールインにのってきました。
あなたものったとして計4人。
ポット合計額が800だとします。
あなたはどのくらいのエクイティがあれば、このオールインにのるのが期待値的に正しいのでしょうか?
その場合は25%です。
800のポット額を4分割すると、200なので、ほぼあなたがオールインでベットした額。
エクイティを計算するならば、この25%よりも高い率ならばあなたに利益がでる計算です。

期待値計算にそってコールしてみよう

荒いゲームでは恐怖が勝ってしまって、なかなか正確なプレーができなくなることが多くなります。

そのようなときに、フォールドしすぎたり、チェックしすぎたりするプレーになってしまうのです。

なので、期待値計算からオールインを受ける場面を増やしてみましょう。

あなたは25%以上で利益が出る。

4回に1回以上勝てば利益。

逆を言えば、例えば3回やれば2回は負けてしまいます。

ポーカーは回数を重ねれば重ねるほど期待値が正確になります。

上の表はエド・ミラーの本による準タイトレンジなので、その時々によってパーセンテージは違ってきます。

そして、その正確になるまではかなりの回数を重ねる必要があるのです。

keu
今は不調…
どんなに強い人でも、このような時期があります。

ポーカーのオールインで恐怖を克服しよう

ポーカーを上達するには、オールインを受けなければいけない場面があります。

その期待値は計算できるので、この場合は受けようと決めておくといいかもしれません。

恐怖を追い散らすのは知識。

オールインをしたプレイヤーのタイプやハンドレンジを推測しておくとさらに勝率があがってきます。

keu
よし、期待値計算やプレイヤー分析に基づいてオールインを受けてみる!
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