テキサスホールデムポーカーにはブラフがあります。
ブラフの意味は、虚勢やはったり。
ポーカーでは、弱いハンドなのに強く見せることをいいます。
相手のブラフにおろされたけれど、実は勝っていた!
そんなことは多いですよね。
逆に、

- 相手の強いハンドをブロックしている
- 相手のブラフを全然ブロックしていない
ポーカーのブラフキャッチ2選|①相手の強いハンドをブロックしている
相手の強いハンドをブロックしていることが、ブラフキャッチに繋がります。


ストレートのブロック
あなたは「8♥8♦」を持っています。
ボードに「6♦7♣2♠9♥Q♥」が並びました。
相手が大きめにベット!
あなたがポケットペア(自分のスターティングハンドがペアになってること)「8♥8♦」を持っていることで考えられること。
「私はストレートを作るのに必要な8をブロックしている」
(6♦7♣9♥の並びの8)トランプに8は4枚ありますが、そのうちの2枚をあなたがもっています。
ということは、相手が8を持っていてストレートを作っている可能性は単純計算からすれば2/45になるので、約4%。
このボードは8がないとストレートは完成しないのです。
このとき8のことをブロッカーと言います。
ブロッカーとは、相手の強いレンジをブロックしてくれるカードのこと。
ここでは、ストレートの可能性は低いと考えられます。
あなたもストレートを作っていないのですが、相手がもしストレートを作っているとブラフをしているようならばブラフキャッチです!
「8♥8♦」はここでストレートをブロックしているブロッカーと言えます。
ただし、ここでもストレート以外の強い役の可能性は残っていて、相手のスリーカードや2ペアなどには気をつけて下さい。
(相手は大きなベットをしてきている為、相手のQのワンペアは低いと考える)

ナッツフラッシュのブロック
ボードに「5♠2♠J♥Q♥7♠」と落ちている状況です。そこで相手がリバーで大きくベットしてきました。
あなたは相手のフラッシュの可能性を考えます。けれど、あなたが持っている「A♠」は相手のフラッシュのナッツをブロックしています。
そのことで、あなたは相手がナッツではないことがわかりました。
あなたが「A♠」をもっていることで、相手のブラフ可能性は高まると考えます。
(この場合はあなたがブラフをするのに良い状態とも考えられる)

ポーカーのブラフキャッチ2選|②相手のブラフを全然ブロックしていない
次は中級者向けのブラフキャッチです。
想像しながら読んでみて下さい。
・強いハンド⇨ベットやレイズ
・真ん中のハンド⇨チェックやコール
・弱いハンド⇨チェックやフォールド
・ドローや強い役可能性⇨チェック、コール、強いアクション

・相手はどのポジションから参加しているのか(UTG、HJ、CO、BTN、SB)
・相手はプリフロップではどんなアクションをしたか(レイズ、コール)
・相手はフロップでどんなアクションをしたか(レイズ、コール、チェック、リレイズなど)
>>ヨコサワが実際に使っているハンドランキングがこちらです。
すると、UTGはリリレイズを返してきました。(倍にするごとに「リ」が増えます)UTGの「AA、AKs、AKo、KK、QQ」(紺色)の可能性が高まります!
ターンまでに「2♦J♠6♥7♣」が落ちました。
あなたがこの中の一番高い数字のJでペアを作っていたとしても、「AA、KK、QQ」には負けています。が、「AKs、AKo」には勝っている可能性が出てきました。
あなたはBBでハンドは「Q♦J♦」でした。
この場合、相手が「Q」を持っている可能性を少しブロックしています。
確率的に言えばUTGのハンドレンジは「AA」「AKs」「AKo」「KK」の可能性が高まるのです。
まずはあなたが負けている相手のハンドのパターンを考えます。
「AA」6コンボ、「KK」6コンボ、「QQ」が3コンボ。
(各ハンドの組み合わせ:例えば《「Q♥Q♠」「Q♥Q♣」「Q♠Q♣」でQ♥を抜いた組み合わせ》)
これらを足した15コンボがあなたが負けているハンドです。あなたが勝っている相手のハンドのパターンはこちら。
「AK」の16コンボ。トータルで考えた場合、あなたは相手に勝っているパターンのほうが1コンボ余分にあるので、確率的に言えばコールです。
UTGはフロップとターンと続けてベットしてきているので、相手には強いハンドが入っている可能性がありますが、ブラフの可能性もあります。
ボードを見てみると、相手のハンドは「ワンペアの可能性か、エースハイ」だろうとみることができます。
確率からあなたの「Q♦J♦」が勝っている可能性は高い。
なのであなたは相手のベットにコールしました。

ポーカーのブラフキャッチ2選!これが出来たら脱初心者!?
ブラフキャッチするにはこの2つの方法です。
- 相手の強いハンドをブロックしている
- 相手のブラフを全然ブロックしていない
相手のハンドを読むことで、ブラフキャッチができるようになっていきます。

>>ブラフキャッチ具体例