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GTOウィザードのYouTube動画はすべて英語なので、ブログで翻訳してそのまとめを紹介していきます。
(あくまでも個人のまとめであり、わかりやすさを重視してまとめています。そのままの内容を理解したい方は動画をどうぞ。さらに、今回は「Daily」からドンクベットに関わる情報をピックアップしています。)
今回紹介するのは、
「The Mechanics of Donk Betting」
ドンクベットの仕組み
参考にした動画はこちら。
- エクイティを否定するため
- エクイティを実現するため
- 相手からポットコントロールされるのを防ぐため
- エクイティアドバンテージやナッツアドバンテージがあるから
これらの理論を具体例によって見ていく動画になります。
ドンクベットを知るための前提
ドンクベットをする意味を考えていきます。
ドンクは相手のエクイティを否定
⇨相手をフォールドさせるため
小さくベットする理由の一つは相手がフォールドしやすいため。
例えば、BTNオープン、BBコール。(SRP、100bb)
フロップ「K72」のレインボー。
BTNのCBに、BBがこちらより良いハンドを持っていたとしても、絡んでいなければ小さなベットでフォールドしてもらえます。
BTNはBBよりもエクイティアドバンテージがあるので、フォールドを狙ってレンジベット。
この場合、相手のエクイティを否定するためのベットです。
CBと同じように、ドンクする側にエクイティアドバンテージがある場合。
CBと同じ意味でドンクをして、相手のフォールドを狙います。
ドンクはチェックバックを防ぐ
他にも、コーラー側に有意なボードでレイザー側がいつもCBを打つ場合。
しかし、ボードによってはオリジナルレイザーがチェックをしてくるボードが存在します。
例えば、コネクトしているローボード。(SRP、BTNvsBBなど)
その場合は相手にチェックバックされることを防ぐためにドンクをします。

ドンクとブロックベット
(この段落はDailyと各記事やツイッターなどを参照)
他にも、ドンクをする理由の一つにブロックベットがあります。
ブロックベット⇨OOPからの小さなサイズのベット
安くショーダウンや次のストリートに進むことを目的としたOOPからの小さなベットとよく言われています。
ポットサイズをコントロールしたり、ブラフを防いだりするための小さなベット。

レイズされれば下りればいいし、KハイやAハイ+ローキッカーからはバリューがもらえるかも。
小さくベットすることでエクイティの実現ができます。
他にも、トイゲームで見ると結果としてナッツのEVを増やすといった効果も。
ブロックベットのデイリー紹介
デイリーのブロックベットでナッツのEVを増やすことに関するトイゲームの紹介をします。
- AKQゲームでOOP戦略としてブロックベットをするとどのような効果があるでしょうか?(各計算された頻度と値でベット)
- 結果としてブロックベットをするとAAのEVが増えました。
- KKのEVは同じです。
- OOPがAAでブロックベットをしたときに、コールされたりブラフレイズされることによってAAのEVが増加。
結果として、ナッツハンドのEVが増えることがわかりました。
このようなシーンや考え方は4枚フラッシュボードでよく起こります。
そのとき、ナッツやナッツブロッカーを持っていることが大事。
ドンクベットをブロックベットの理由付けで行うこともできます。

ドンクベットを解析するときにみるポイント
ドンクについて理論がわかったとしても、実際にはなかなかドンクベットはできません。
なぜドンクをしないかという2点
- なんでもCBを打つ人に対してはチェックレイズをした方が利益的
- ドンクに対して勉強不足
フロップの時点(特にSRP)ではドンクの利点は見えてこないかもしれません。

しかし、相手がドンクを勉強していないとしたら、ドンクをすることで相手を慣れていないシチュエーションに連れていくことになります。
こちらが勉強していても、相手が勉強していないシーン。
それだけでも、相手のミスを誘うことができます。
ドンクすることの利点。
- 相手のエクイティを否定(フォールドさせる)
- エクイティを実現させる(ブロックベットなど)
- ポットコントロールを防ぐ(チェックバックを防ぐ)
- エクイティの増加(ナッツEVを増やす、ミスからのエクイティ増加など)
次に、ドンクの勉強方法を紹介します。
動画ではこれらを特にチェックしていました。
動画で勉強していたポイント
- 高頻度で「ドンクをするハンド、チェックをするハンド」は何?
- どの「ボードとカード」が「最も多く、最も少なく」ドンクするのか。
それはなぜか。 - ソルバーが低頻度のドンクスポットで見つけたドンクの手とは?
他にもDailyでドンクを扱っているものも紹介していきます。
(こちらでは特にレンジで考えています)
まずはドンクスポットを具体例として見ていきましょう。
(特に注意書きがない場合、「nl500、general、100bb、6max」を使っています。)
ドンクベット|フロップ編
フロップでのドンク具体例「7♥5♦4♥」
- BTNオープン、BBコール(SRP)
- フロップ「7♥5♦4♥」
- BB「ベット41.7%、チェック58.3%」
(nl500、general、100bb、6max)
このシチュエーションでBBは約40%でドンク。
フロップ時点のBBのエクイティを見てみると、BBはBTNに対してわずかにエクイティアドバンテージがあることがわかります。
(エクイティ分布。左がBB、右がBTN)
もっとも違いがあるのはエクイティが80-90%の部分。
グラフからも、BBにエクイティアドバンテージが少しあることがわかります。

ベットするハンドとチェックするハンド
ドンクベットをする各ハンドを見てみます。
BBの「KQ」はほぼチェック。
さらに進んだ質問をします。
私たちはエクイティアドバンテージでベットしました。
ではなぜ「KQ」はドンクせずにチェックなのでしょうか?

その答えはドンクをうけたBTNのレンジをみるとわかります。
BTN「レイズ13%、コール69%、フォールド18%」
IPはドンクに対してどんなハンドをフォールドしているのかを見てみると、ちょうど「KQ」の周辺のハンドをフォールドしています。
「Kハイ、Qハイ、Jハイ、Tハイ」などの絡んでいないハイカードはフォールド。
⇩BTNのドンクを受けた後のレンジ。
ソルバーだと18%がフォールドですが、実践だとある場所では30%ほどフォールドしてくれるそうです。
(ステークスや環境にもよりますがデータがあれば参照になるポイント)
ローステークスの人は特にKQの♥付きでも以降のストリートの対応がわからないので、フォールドしがちです。

ドンクされたときの閾値(境目)も意識したいね。
ドンクベットハンド
またBBがドンクするレンジを見てみます。
すると気が付くこと。
BBは5ヒットや4ヒット(セカンドヒット・サードヒット)でも多くがドンクをしています。

BTNがBBのドンクに対してレイズを返す頻度は13%。
(多くは6を持っているハンドや周辺で絡んでいる99~44ポケットペア)
BTNは6を持っていた場合に、レイズをする確率が高くなります。
その場合に、BBは6を持っているとレイズが返ってこないのでドンクベットしやすいということがわかります。
ドンクの傾向と、相手の反応を知っておけばさらにドンクがしやすくなります。

フロップでのドンク具体例「A♥3♥2♦」
「A♥3♥2♦」
BTNvsBB(SRP)
BBのドンク率は8%。
エクイティグラフを見てみると、エクイティアドバンテージは持っていませんがナッツアドバンテージがあります。
全体の「BTNvsBB(SRP)」のドンクレンジを見てみると「A+5以下が2つ」で構成されたボードはドンクスポット。
「ロー+コネクトボード」よりは頻度が少ないですが、例えば「A53」(レインボー、ツートーン)はBBにドンク頻度が20%ほどあります。
フロップでのドンク具体例|モノトーンボード
(Daily参照)
UTGオープン、BBコール(SRP)
次にあげるどのボードが一番ドンク頻度が高いでしょうか?
- 「A♥K♥T♥」
- 「A♦5♥2♥」
- 「8♥6♦3♥」
- 「5♥3♥3♦」




BBはフロップ「A♥K♥T♥」で27%の頻度でドンク。
UTGは多くのAやKを持っているので、AヒットやKヒットなどが多々。
なので、フラッシュの可能性は低くなります。

BBにはかなりのフラッシュアドバンテージがある状態。
モノトーンボード(スート3枚)でなければ、ドンクがでてこないシチュエーションです。
フロップでのドンク具体例4betポット「T♠9♥8♦」
(Daily参照)
BTN vs SB(4betポット)(6Max、500nl、100bb)
フロップ「T♠9♥8♦」
このボードでSBはレンジの半分でオールイン(ポット140%ベット)をします。
(チェック50%、オールイン50%)
では、SBのチェックレンジはどのような構成になっているでしょうか?
- コンデンスドレンジ
- リニアレンジ
- マージドレンジ
- ポラライズドレンジ
(レンジの形はこちらを参照にしてください
>>レンジの形)
答えは
・
ポラライズドレンジになっています。
〈図はSBがチェックした後のエクイティ分布(エクイティバケツ。SB左、BTN右。)〉
SBは良いハンドとゴミ手が多く、BBは「good hands」が多い状態。
低いSPR、かつドローヘビーなボード。
SBはドンクをすることでミディアムストレートハンド(50-75%)のエクイティを実現しようとしてオールインをします。
そして、ドンクしないレンジは弱い手とナッツを残してポラライズドレンジを構成。
- ドンクするレンジ⇨良いハンド(50-75%のエクイティ)
- チェックするレンジ⇨ポラライズドレンジ(弱いか強いか)
左はSBのレンジ。
右はドロー比較。(左SB、右BB)
左の図からは見えにくいですが、SBはナッツの「QJ」を98%チェックしています。
SBはナッツアドバンテージとストレートドローをレンジに多く含んでいる状態。
SB「オールイン50%、チェック50%」
SBの構成に対して、BTNはSBのオールインに直面した時にドローが豊富にあります。
BTNがSBのオールインを受けた後「コール68%、フォールド32%」とコール頻度は高め。

ドンクベット|ターン編
フロップと同じシチュエーションで、ターン戦略をみていきます。
- BTNオープン、BBコール
- フロップ「7♥5♦4♥」
- BBベット、BTNコール
(BTN「レイズ13%、コール70%、フォールド17%」) - ターン「2♣」「7♥5♦4♥2♣」
BBは0.33xベット
(BB「ベット60%、チェック40%」) - BBのベットを受けたBTN「コール63%、レイズ16%、フォールド20%」
BBのドンクにBTNがコール。
そのBBのターン傾向と、BBの小さなベットを受けたBTNの傾向。
- BBは「8・7・6」などのドローが付いているハンドは続けてベット
- BBは4ヒットのハンド(サードヒット)はチェック頻度が増える
- BTNはそのままAハイの多くをコール。
- BTNは「K・Q・J・T・9ハイのみ」の多くをフォールド。
ここでのポイント。
ストレート完成でのスロープレイは厳禁!
ストレートは他のハンドをブロックしていないので相手はハンドがヒットしている可能性か高いからです。
その場合、よりバリューがとれます。
他の例で見てみると、BB「52」のボトム2ペアは大きなサイズのベットあり。
これは、7ヒットなどのBTN(BBはトップヒットをブロックしてない)からのヒーローコールを狙って大きくベットができると考えることができます。
ターンで一般的にみられる特徴
多くの人がOOPでのデポラライズドレンジ(ミドルハンドが多いレンジ)での戦略を欠いています。
OOPは多くのハンドで「ターンチェック」を選択しがちです。
しかし、例えばターンで0.33xを打ってからリバーで「T」が出た場合。
BBは続けて65%はベットします。
それは多くの「Tハイ」をターンでフォールドさせているから。
相手がTに絡んだハンドが少ないと分かれば、ターンでもベットできます。

ターンが「K♦」だった場合
同じボードのターンで「K♦」が出た場合、BBはチェック70%。
(「7♥5♦4♥K♦」)
BBはポラライズドレンジになります。
ナッツアドバンテージはまだあるものの、BTNに中間の手(Kヒット、フラッシュドロー)が増えることによって、BBは弱いか強いか二極化したレンジになるからです。
BTNはまだKハイやバックドアをレンジに残しています。
BBはベットする場合、1.25xベット(ポット125%)が好まれます。
ターンの他の例に移りましょう。
ターンペアの具体例
- BTNオープン、BBコール(SRP)
- 「Q♥7♦5♠」
BTN0.33xベット、BBコール - ターン「5♥」「Q♥7♦5♠5♥」
BB「ベット23%、チェック77%」
ターンでサードペアがペアになるとき、BBはトリップスのアドバンテージがあるのでドンクが一定頻度あります。
そして、BBに有利な「6♥」がターンに出た場合も、BB「ベット17%、チェック83%」と一定頻度ドンク。
「Q」や「7」でも一定頻度はドンクがあります。
では、もっとドンクの頻度を増やしてみましょう。
ターンのドンク頻度が増えた例
- BTNオープン、BBコール。
「9♠5♦3♠」
BTN1.25xベット、BBコール。 - ターン「6♥」「9♠5♦3♠6♥」
ターンBB「ベット65%、チェック35%」
BBのターンの全体ドンク頻度は25%。
しかし、「9」が出た場合約100%ドンク!
(⇧フロップでBTNがポット125%ベットをしてBBがコールした後のBBのターンレポート)
9は100%ドンク、3(ボトム)はそこまででもない、5(セカンド)は頻度が増えて、6は大きなベットサイズが出現。
もし、フロップでBTNが0.33xの小さいベットをしていたらどうなっていたのかもみてみます。
(⇧フロップでBTNがポット33%ベットをしてBBがコールした後のBBのターンレポート)
ドンクの頻度が低くなったことがわかります。
なぜドンクの頻度がこんなにも違うのでしょうか。
フロップのベットの時点で、BTNはゴミ手をかなり持っています。
そのベットを受けたBBはゴミ手をほぼフォールド。
BBはフロップでBTNのポット125%ベットを受けて多くのゴミ手をフォールドしています。
その場合、ここでより小さくドンクを打つという戦略が好まれます。

(ちなみに9♠5♥3♥と設定して、ターンに♥が出た場合。
ツートンと比較してドンク頻度に違いはあまりありませんでした。
お互いに♥はあるので、特にフラッシュドローよりも数字の方がドンク頻度に差があります。)
3betポットのターンドンク
- HJ vs CO (3betpot)
- フロップ「9♥5♦4♣」
HJチェック、CO 0.5xベット、HJコール - ターン「6♥」
HJ「ベット98%、チェック2%」
HJは「6♥」で約100%ドンクをします。
意外なのが、HJは「9」「5」「4」(ターンでペア)がでるとほぼチェックを選択。
ここではコーラーであっても、トリップスアドバンテージは発生していません。
「3」「8」でのドロー目ではナッツアドバンテージからHJのドンク頻度が高くなります。

SRPと3betpotでのこういう違いって面白い!
ターンドンク|フラッシュドローとフルハウス考察
(Daily参照)
BTNオープン、BBコール(SRP)
フロップ「A♥Q♦7♦」
BTNオーバーベット(1.25x)、BBコール。
次にどんなカードが来た時にBBはブロックベットを検討しますか?
- A♦
- 9♦
- T♥
- 7♥
答えは
・
9♦のときにBBのドンク頻度が高くなります。
(A♦以外の♦持ちのドンク頻度も高め)
BBはコールした後のレンジでフラッシュドローが多いことがわかります。
7♥はBBがフロップの時点でサードペア(7ヒット)の多くをフォールドしているので、あまりBBの優位にはなりません。
T♥はKJなどのガットショットになりますが、お互いのレンジにあります。
A♦はフラッシュドローですが、Aがボードに2つ出ることによってBTNのナッツアドバンテージ(フルハウス)が増加。
ドンクにもナッツアドバンテージを考慮する必要があります。

ドンクベット|リバー編
- BTNオープン、BBコール
- フロップ「9♠5♦3♣」
BBチェック、BTN1.25xベット、BBコール - 「Q♥」「9♠5♦3♣Q♥」
BBチェック(この時点ではドンクは0%)、BTN0.75xベット、BBコール - リバー「9♣」「9♠5♦3♣Q♥9♣」
BBはドンク「0.6xベット40%、0.35xベット18%」
分析から。
- リバー「9」だった場合にBBはドンク率約60%
- リバー「9以外」だった場合にBBはドンク率10%以下。
(リバー「9」だった場合のBBのエクイティ分布〈左BB、右BTN〉)
BBはナッツアドバンテージは低いものの、「エクイティが80-90」が多いことがわかります。
ただし、9以外でも低頻度でドンクするレンジを見てみると、あるハンドを持っているときは「100%ドンクをする」というスポットは多数存在しています。
リバーのブロックベット具体例
(Daily参照)
BTNオープン、BBコール(SRP)
フロップ「K♦J♥7♥」
BTNオーバーベット1.25x、BBコール
ターン「4♥」お互いにチェック。
リバー「2♠」
BBは0.1xベットの小さなブロックベット。
このブロックベットはどのような構成になっていますか?
- フラッシュとセット
- 2ペアとトップペア
- トップやセカンドペア
- セカンドやサードペア
答えは
・


ドンクベット|特殊な場合
SB対BTNでポジションが逆になった場合もドンクシチュエーションを見てみましょう。
- BTN vs SB (3betポット)
- フロップ「T♥5♦4♠」
- SBがチェック、BTNは0.33xベット、SBコール。
- ターン「A♠」「T♥5♦4♠A♠」
SBはドンクベット約100%(Aの他スートでも90%以上ベット)
SBがフロップでチェックを選択して、BTNがベットしたのでBTNがレイザーになりました。
しかし、ターンカードでSBに有利なカード「AやK」が出た場合、SBはベットをします。(Kの場合のドンク頻度は約60%)

リアルゲームのドンクスポット
- BTN vs BB (4betポット)
- フロップ「9♦5♠4♠」
BBチェック、BTN0.2xベット、BBレイズ、BTNコール。 - ターン「K♣」
BBチェック、BTN0.3xベット、BBコール。 - リバー「5♣」
BBドンクオールイン!、BTNコール。 - BTN「K♦6♦」、BB「A♦4♦」だったので、BTNがKヒットでポット獲得!
(ベットサイズはおおよそ。4人テーブル。他の詳細不明)
ドンクやレイズでの攻防戦。
相手を読み切って、見事BTNはポットを獲得しました。

データしかないけど実際にみてたとしたら、白熱しそう!
ドンクベットの仕組みまとめ
ドンクの各シーンを見てきました。
ドンクポイント
- 相手のエクイティを否定(フォールドさせる)
- エクイティを実現させる(ブロックベットなど)
- ポットコントロールを防ぐ(チェックバックを防ぐ)
- エクイティの増加(シンバリュー、相手のミスなど)
- レンジが狭いとき
- SPR(ポット額に対する残りスタックの比率)が低いとき
- レンジアドバンテージやナッツアドバンテージがある
- ドンクレンジとチェックレンジのバランスを構成
- フロップドンク⇨ドンクスポットを掴む
- ターンドンク⇨コーラー側に有利なカードはドンク率UP
- リバードンク⇨シンバリューやブロックベットなど
具体例をたくさん見ていくと、レンジが有利な場合にドンクをするシチュエーションが多いことがわかります。
ソルバーはオリジナルレイザーを認識していません。
コーラー側にナッツアドバンテージ、フラッシュアドバンテージやトリップスアドバンテージ、ストレートドローアドバンテージなどがある場合にもドンクはあります。
他にもベットサイズが大きくなってきた場合(レンジが狭まったりSPRが低くなったりする)にドンク頻度が増加。
ドンクにもブロックベットの意味があったり、相手にブラフさせることを目的にしたりと、いろいろな意味があります。
