ポーカーのGTOから学ぶ3betで受けられるハンド

ポーカーのプリフロップレンジをマスターしようと、基礎問題を作成しています。

ポーカーGTOの基礎問題
>>ポーカーGTOの基礎問題集

3betレンジを覚えると、3betすることが増えてきました。

3betとは、相手のオープンレイズに対して、さらにレイズして参加することを言います。

3betをすると、次に疑問になってくるのが3betはどこまでコールできるんだろう?

という疑問です。

一番堅そうなUTGvsHJ。

よくあるUTGvsBB。

今回の記事はこの2つのシチュエーションから、3betを受けられるハンドを見ていきます。

3ベットするハンドと受けられるハンドをそろえて覚えたいね!

ポーカーのGTO|UTGvsHJの3betレンジ

UTGのプリフロップはこちら。

utg
(6人テーブル、レーキNL50、スタック100bb、タイプgeneralのもっとも一般的なタイプを基礎にしています。)
GTOウィザード参照
>>UTGオープンの詳細はこちら

これに対してHJはほぼ3betで返します。

ハイジャック
>>UTGvsHJのレンジ

UTGがオープンした場合、HJが参加する場合は100%します。
では、ここからHJが3betしたとして、UTGの行動を見てみましょう。
アンダーザガン対ハイジャック
比率:オールイン7.3%、レイズ16.5%、コール14.2%、フォールド62.1%
では、UTGの3betレンジを覚えていきましょう!

UTGの3betポット‐オールイン

UTGがHJからの3ベットを受けてオールインするハンドを述べていきます。(確率は四捨五入していますので、足しても100にならないことがあります。)

AKo95%オールイン、5%コール。

AKs45%オールイン、55%レイズ。

KK50%オールイン、50%レイズ。

QQ20%オールイン、50%レイズ、30%コール。

AKo、AKs、KK、QQの4つのみオールインがあります。

UTGの4ベット

さらにレイズして返すハンドはこちら。
(オールインでレイズも含んでいたハンドは省きます)

Aのハンド

AA「100%レイズ」

AQs「25%レイズ、75%コール」

AJs「60%レイズ、40%コール」

ATs「25%レイズ、30%コール、45%フォールド」

A5s「45%レイズ、30%コール、25%フォールド」

A4s「5%レイズ、20%コール、フォールド80%」

AQo「45%レイズ、55%フォールド」

ほぼコールかレイズをするハンド(フォールドしない)は「AA、AQs、AJs、ATs、A5s」

AQoはレイズかフォールドしかなくて、それも半分半分なんだね!

Kのハンド

KQs「65%レイズ、35%コール」

KJs「70%レイズ、30%コール」

KTs「35%レイズ、15%コール、50%フォールド」

ポケットペア

残りのポケットペア。

JJ「60%レイズ、40%コール」

TT「20%レイズ、30%コール、50%フォールド」

99「15%レイズ、30%コール、55%フォールド」

88「1%レイズ、24%コール、75%フォールド」

UTGのコールレンジ

コールのみで他はフォールドするハンドを見ていきます。

オープンする頻度自体が低いハンドはコールになっています。
コール100%「98s、87s、76s、65s、54s、44、33、22」

中頻度(約30%)「77、66、55」

低頻度「JTs、T9s、A3s」

問い①
オープンが高頻度で、3ベットを100%「コールかレイズ」するハンド10個を述べて下さい。
Aが5つ、Kが3つ、残り2つです。

答えは

Aが4つ「AA、AKs、AKo、AQs、AJs」

Kが3つ「KK、KQs、KJs」

残りのポケットペア2つ「QQ、JJ」

ほぼ強いハンドだね!
ちなみに、3betに対してHJからオールインが返ってきた場合。
UTGは「AA、KK、QQ、JJ、TT、AKs」にコールがあり、他はフォールドします。

ポーカーのGTO|UTGvsBBの3betレンジ

UTGのオープンに対して、BBの3betレンジはここの赤くなっているところです。

utg対bb

BBの3ベットレンジ(レイズ12)の大まかな内容はこちら。

AA、AKs、KKが100%。
AKo(約65%)、QJs(約60%)、QQ(約45%)、A2s(約45%)。
65s(38%)、K3s(36%)、AQs(35%)、76s(35%)、K4s(33%)、87s(30%)、KQo(27%)
低頻度のものはここでは省きます。
BBの3ベットをうけたUTGのレンジはこちら。
BB
比率:オールイン1.6%、レイズ11.7%、コール20.4%、フォールド66.3%
HJのときと比較すると、フォールド率が上がり、コール率も上がります。
UTGvsBBのBBのレンジはコールが比較的多いのですが、その中でのレイズ。
それを受けた場合、UTGもフォールドやコールが増えると考えられます。
BBとの対戦だからと言って、3ベットを受けるレンジはタイトなままなんだね!
ほぼ100%オープンするハンドはこちら。
「AA、AKs、AQs、AJs、ATs、AKo、KK、KQs(96%)、QQ」
ほぼレイズかフォールドするハンドはこちら。
「A9s(30%レイズ、フォールド70%)、A8s(15%レイズ)、A7s(30%レイズ)、A6s(25%レイズ)、A3s(3%レイズ)
そこまで強くないハンドは、コールがなくてレイズかフォールドです。
ほぼコールよりのハンド。
「KJs、JJ以下全てのポケットペア」
KJsとJJと44は60%ほどでコールしますが、「TT、99、88、77、66、55、22のポケットペア」は60%以上フォールドします。
ちなみに、「KTs、JTs、T9s」は低頻度でコールし、80%以上フォールド。
98sと33はフォールドとコールが50%。
「87s76s65s」はほぼコールし、54sはフォールドです。
では、大まかにこれだけまずは覚えておきましょう!
問い②
BBの3ベットを受けて、ほぼ100%オープンするハンド9個を答えて下さい。
答えは
「AA、AKs、AQs、AJs、ATs、AKo、KK、KQs(96%)、QQ」
先ほどのUTGvsHJの違いとして、ATsが入っている点、KJsとJJが頻度でフォールドするようになる点です。

ポーカーのGTOの3betで受けられるハンドを覚えよう!

ポーカーは学んでいくと、また新たな謎がでてきます。

3betを学んだ!

と思ったら次は、それを受けられるのは?

オールインで受けられるのは?

という謎が出てきます。

どんどん段階を経て、強くなっていきましょう!

謎が増えていくのは強くなってる証拠なんだね!
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