ポーカーのプリフロップレンジをマスターしようと、基礎問題を作成しています。
3betレンジを覚えると、3betすることが増えてきました。
3betとは、相手のオープンレイズに対して、さらにレイズして参加することを言います。
3betをすると、次に疑問になってくるのが3betはどこまでコールできるんだろう?
という疑問です。
一番堅そうなUTGvsHJ。
よくあるUTGvsBB。
今回の記事はこの2つのシチュエーションから、3betを受けられるハンドを見ていきます。

ポーカーのGTO|UTGvsHJの3betレンジ
UTGのプリフロップはこちら。
(6人テーブル、レーキNL50、スタック100bb、タイプgeneralのもっとも一般的なタイプを基礎にしています。)
GTOウィザード参照
>>UTGオープンの詳細はこちら
これに対してHJはほぼ3betで返します。

UTGの3betポット‐オールイン
UTGがHJからの3ベットを受けてオールインするハンドを述べていきます。(確率は四捨五入していますので、足しても100にならないことがあります。)
AKo95%オールイン、5%コール。
AKs45%オールイン、55%レイズ。
KK50%オールイン、50%レイズ。
QQ20%オールイン、50%レイズ、30%コール。
AKo、AKs、KK、QQの4つのみオールインがあります。
UTGの4ベット
さらにレイズして返すハンドはこちら。
(オールインでレイズも含んでいたハンドは省きます)
Aのハンド
AA「100%レイズ」
AQs「25%レイズ、75%コール」
AJs「60%レイズ、40%コール」
ATs「25%レイズ、30%コール、45%フォールド」
A5s「45%レイズ、30%コール、25%フォールド」
A4s「5%レイズ、20%コール、フォールド80%」
AQo「45%レイズ、55%フォールド」
ほぼコールかレイズをするハンド(フォールドしない)は「AA、AQs、AJs、ATs、A5s」

Kのハンド
KQs「65%レイズ、35%コール」
KJs「70%レイズ、30%コール」
KTs「35%レイズ、15%コール、50%フォールド」
ポケットペア
残りのポケットペア。
JJ「60%レイズ、40%コール」
TT「20%レイズ、30%コール、50%フォールド」
99「15%レイズ、30%コール、55%フォールド」
88「1%レイズ、24%コール、75%フォールド」
UTGのコールレンジ
コールのみで他はフォールドするハンドを見ていきます。
オープンする頻度自体が低いハンドはコールになっています。
コール100%「98s、87s、76s、65s、54s、44、33、22」
中頻度(約30%)「77、66、55」
低頻度「JTs、T9s、A3s」
オープンが高頻度で、3ベットを100%「コールかレイズ」するハンド10個を述べて下さい。
Aが5つ、Kが3つ、残り2つです。
答えは
・
・
Aが4つ「AA、AKs、AKo、AQs、AJs」
Kが3つ「KK、KQs、KJs」
残りのポケットペア2つ「QQ、JJ」

ポーカーのGTO|UTGvsBBの3betレンジ
UTGのオープンに対して、BBの3betレンジはここの赤くなっているところです。
BBの3ベットレンジ(レイズ12)の大まかな内容はこちら。


「AA、AKs、AQs、AJs、ATs、AKo、KK、KQs(96%)、QQ」
「A9s(30%レイズ、フォールド70%)、A8s(15%レイズ)、A7s(30%レイズ)、A6s(25%レイズ)、A3s(3%レイズ)」
「KJs、JJ以下全てのポケットペア」
BBの3ベットを受けて、ほぼ100%オープンするハンド9個を答えて下さい。
ポーカーのGTOの3betで受けられるハンドを覚えよう!
ポーカーは学んでいくと、また新たな謎がでてきます。
3betを学んだ!
と思ったら次は、それを受けられるのは?
オールインで受けられるのは?
という謎が出てきます。
どんどん段階を経て、強くなっていきましょう!
