3betポット、4betポット、オールイン、とポーカーは分散が激しくなります。
ここはプリフロップでの基本をまずは押さえておきましょう!
今回はCOが受けられる3betレンジを扱っていきます。

GTO|COが「BTNの3bet」を受けられるハンド
COのオープンレンジ表
「レイズ28.9%(レイズ2.3)、フォールド71.1%」
(6人テーブル、レーキNL50、スタック100bb、タイプgeneralのもっとも一般的なタイプを基礎にしています。)
GTOウィザード参照
COはレイズ2.3でオープン。
それに対してBTNがレイズ7.5をした場合のCOのレンジ。
COが3betを受けたレンジ。
「オールイン0%、レイズ23.4%(レイズ21)、コール11.2%、フォールド65.4%」
約「レイズ2:コール1」

4bet(レイズ21)するハンド
4betするハンド(四捨五入)。
「AA(100%)、KK(100%)、QQ(100%)、JJ(100%)、TT(60%)、99(55%)、88(25%)、AKs(100%)、ATs(70%)、A8s(25%)、A5s(75%)、KJs(75%)、KTs(85%)、K9s(50%)、AKo(15%)、AQo(100%)、AJo(50%)、KQo(30%)」
7%~15%の低頻度「A9s、A7s、KQs、K5s、QJs、KJo」
ここからBTNが4betを受けてオールインしてきた場合のCOのコールするハンド。
「AA(100%)、AKs(100%)、KK(100%)、QQ(100%)、JJ(100%)、TT(95%)、AKo(100%)」でコールします。

3betにコールするハンド
ポケットペア「TT(40%)、99(45%)、88(40%)、77(35%)、66(30%)、55(25%)、44(30%)、33(100%)、22(100%)」
ポケットペア以外のハンド。
低(7%以下「A8s、A4s、K6s、T8s、97s、AQo」)
中(13~30%「A9s、A5s、KJs、KTs、QJs、QTs、JTs、T9s、98s、87s」)
「AQs(100%)、AJs(100%)、ATs(35%)、KQs(95%)」
オープン頻度自体が低いハンド「76s(100%)、65s(100%)、54s(100%)」
ほぼコールするのは「AQs、AJs、KQs」の3つ!
GTO|COが「SBの3bet」を受けられるハンド
COがSBの3bet(レイズ11.5)を受けたレンジ。
「オールイン0.2%、レイズ16.9%(レイズ25)、コール11.6%、フォールド71.3%」
BTNの場合「オールイン0%、レイズ23.4%(レイズ21)、コール11.2%、フォールド65.4%」と比べてみます。
フォールド率が6%もUP!
レイズ率が下がった分、フォールド率を上げています。
オールイン0.2%は5%以下の低頻度で「AKo、JJ」があるのみです。
4bet(レイズ25)するハンド
4betするハンド(四捨五入)。
「AA(100%)、KK(100%)、QQ(100%)、JJ(60%)、TT(40%)、99(25%)、88(10%)、AKs(100%)、ATs(75%)、A5s(20%)、KJs(45%)、KTs(80%)、AKo(75%)、AQo(75%)、AJo(45%)、KQo(25%)」
ここからSBが4betを受けてオールインしてきた場合のCOのコールするハンド。
「AA(100%)、AKs(100%)、KK(100%)、QQ(100%)、JJ(100%)、TT(80%)、AKo(100%)」でコールします。
3betにコールするハンド
ポケットペア「JJ(35%)、TT(60%)、99(45%)、88(30%)、77(25%)、66(20%)、55(10%)、44(10%)、33(35%)、22(40%)」
超低頻度5%以下ポケットペア「AA、KK、QQ」
ポケットペア以外のハンド。
(10~27%「ATs、A5s、KTs、QTs、T9s、98s、87s、AKo、AQo」)
中頻度「KJs(55%)、JTs(40%)」
ほぼコール「AQs(100%)、AJs(100%)、KQs(95%)」
オープン頻度自体が低いハンド「76s(75%)、65s(65%)、54s(100%)」
ほぼコールするのは「AQs、AJs、KQs」の3つで、BTNからの3betと同じです。
GTO|COが「BBの3bet」を受けられるハンド
COがBBの3bet(レイズ13.5)を受けたレンジ。
「オールイン0.4%、レイズ14.3%(レイズ28)、コール13.8%、フォールド71.5%」
SBの場合「オールイン0.2%、レイズ16.9%(レイズ25)、コール11.6%、フォールド71.3%」と比べてみます。
フォールド率は変わりないのですが、レイズとコールの比率が同じくらいになっています。
オールインするハンド「AKo(10%)、JJ(5%)」のみです。
4bet(レイズ28)するハンド
4betするハンド(四捨五入)。
「AA(95%)、KK(100%)、QQ(80%)、JJ(35%)、TT(10%)、AKs(100%)、ATs(20%)、A9s(30%)、A8s(35%)、A7s(25%)、A5s(5%)、KTs(30%)、K9s(15%)、AKo(75%)、AQo(75%)、AJo(20%)、KJo(40%)」
ここからBBが4betを受けてオールインしてきた場合のCOのコールするハンド。
「AA(100%)、AKs(100%)、KK(100%)、QQ(100%)、JJ(100%)、TT(100%)、AKo(100%)」でコールします。

3betにコールするハンド
ポケットペア「AA(5%)、QQ(20%)、JJ(60%)、TT(70%)、99(45%)、88(40%)、77(35%)、66(30%)、55(10%)、44(5%)」
3ポケと2ポケはフォールドです。
ポケットペア以外のハンド。
低頻度10%以下「A8s、A4s、K6s、JTs、87s」
中~低頻度「A9s(25%)、QJs(35%)、QTs(15%)、AKo(15%)、AQo(25%)」
ほぼコール「AQs(100%)、AJs(100%)、ATs(80%)、A5s(60%)、KQs(100%)、KJs(100%)、KTs(70%)」
オープン頻度自体が低いハンド「76s(50%)、65s(35%)、54s(35%)」
コール100%は「AQs、AJs、KQs、KJs」の4つです。
GTO|COが「3bet」を受けられるハンド
COが3betを受けた場合の特徴をまとめてみます。
- COはBTN、SB、BBからの3betに対してのオールインはほぼしない。
- AQs、AJs、KQs、KJsがコールハンドになりやすい。
- AJoが4ベットするハンドになってくる(UTG、HJの場合はフォールドするハンド)
- AQoがほぼ4ベットするハンドになっている(UTG、HJは頻度)

他の問題はこちらから。
>>ポーカーGTOの基礎問題集