GTOウィザードでプリフロップを覚えていきましょう!
今回はCOとの対戦から、各ポジションのレンジを覚えていきます。
UTG対COはこちら。
>>UTGvsCO
HJ対COはこちら。
>>HJvsCO
CO対BBはこちら。
>>COvsBB
ここまで取り扱ったので、残りのCOvsBTN、COvsSBをみていきます。
他の問題はこちらから。
>>ポーカーGTOの基礎問題集
GTOからCOvsBTNとの対決レンジを覚えよう!
まずCOのオープンレンジはこちら。
COのオープンレンジ表
「レイズ28.9%(レイズ2.3)、フォールド71.1%」
(6人テーブル、レーキNL50、スタック100bb、タイプgeneralのもっとも一般的なタイプ。)
GTOウィザード参照
これに対するBTNのレンジはこちら。
「レイズ12.2%(レイズ7.5)、コール3.5%、フォールド84.3%」
隣り合っているポジションの場合、多くがレイズのみになるのですが、BTNの場合はインポジションになるのでコールもあります。
COvsBTNのオフスートハンド
BTNのオフスートハンドから見ていきます。
100%参加のハンド「AKo、AQo、AJo、KQo、KJo」の5つ。
残りは3ハンドのみ。(以下、確率は四捨五入してあります)
「ATo(75%レイズのみ)、KTo(10%レイズのみ)、QJo(40%レイズのみ)」。
COvsBTNのポケットペア
ポケットペアは「99」まで100%参加します。
次の「88(レイズ30%、コール50%)」
ローポケットでもすべてコールがありますが、4ポケ以下は10%ほどでコールのみです。
COvsBTNのスーテッドハンド
Aのスーテッド
AはAKs-A3sまで100%参加。
A2s(レイズ65%のみ)。
Kのスーテッド
KはKQs-K9sまで100%参加。
K6s(レイズ40%、コール15%)。
Q、Jのスーテッド
「QJs、QTs、JTs」の3つは100%参加。
Q9s(45%レイズのみ)
T以下のスーテッドハンド
「T9s、98s、87s、76s、65s、54s」が低頻度で参加。
ポケットペアはどこまで100%参加でしょうか?
BTNのレイズとコール頻度はこのくらいでしょうか?
①レイズ12.2%、コール3.5%
②レイズ10.6%、コール2.3%
GTOからCOvsSBとの対決レンジを覚えよう!
COvsSBのSBレンジはこちら。
SB「レイズ10.6%(レイズ11.5)、コール2.3%、フォールド87.1%」
先ほどのCOvsBTNと比べてみます。
左(BTN)、右(SB)。
⇨
BTN「レイズ12.2%(レイズ7.5)、コール3.5%、フォールド84.3%」
⇩
SB「レイズ10.6%(レイズ11.5)、コール2.3%、フォールド87.1%」
SBはアウトオブポジションなので全体的に参加する頻度が低くなります。
かつ、コネクトハンドでの参加も頻度が低いです。
COvsSBのオフスートハンド
参加100%のハンドは4つ。
「AKo、AQo、AJo、KQo」
これらはほぼレイズで戦います。
他のハンドは1つ。
「KJo(レイズのみ85%)」
COvsSBのポケットペア
ポケットペアは「99」まで参加100%。
「88」は約50%参加。
参加率は低くなりますが、2ポケ(コール6%)まで参加があります。
COvsSBのスーテッドハンド
Aのスーテッド
「AKs-A9s、A5s、A4s、A3s」参加100%。
「A8s(35%参加)、A7s(40%参加)、A6s(30%参加)、A2s(40%レイズのみ)」
Kのスーテッド
「KQs、KJs、KTs」参加100%。
「K9s(45%参加)、K6s(30%参加)」
Q、Jのスーテッド
「QJs、QTs、JTs」参加100%。
他はありません。
T以下のスーテッド
5%以下の低頻度で参加します。
「T9s、98s、76s、65s、54s」
COvsSBのポケットペアはどこまで100%参加でしょうか?
BTNでは100%参加していたけれど、SBでは100%ではなくなったハンド5つはなんでしょうか。
GTOのCOレンジを覚えよう!
プリフロップを覚えていくことで、各ポジションの傾向が見えやすくなります。
今回はBTNとSBを扱いました。
インポジションとアウトオブポジションによる参加レンジの違いにも気をつけてみましょう。
