ポーカーをネットでやっていて、人数が少なくなってしまった時。
トーナメントで最後の2人に残っている時。
などなど、急におとずれるヘッズアップ(1対1)。
その時慌てないように、ヘッズアップのレンジを覚えておきましょう!
ヘッズアップのレンジはとても広くなるので、6MAXのポーカーとは別なものに見えてきます。

GTOからSBのヘッズアップレンジを覚えよう!
GTOウィザードのヘッズアップ「スタック100bb、レーキNL500、タイプSimple」から覚えていきます。
(確率は四捨五入)
まずはSBのレンジから覚えていきましょう!
SBのヘッズアップオープンレンジ
SB「レイズ80%(レイズ2.5)、フォールド20%」
なんと、80%オープンします!
ヘッズアップはどちらもブラインドを支払っているので、参加率が高くなるからです。
スーテッド、ポケットペアはすべてオープンになりますので、オフスートをみていきましょう。
SBのオフスートハンド
2のオフスートハンド。
キッカーが2でオープンするハンド「A2o、K2o」の2つのみ。
3のオフスートハンド。
キッカーが3でオープンするハンド「A3o、K3o、Q3o」の3つと、「53o(20%)」です。
4のオフスートハンド。
キッカーが4でオープンするハンドが5つ。
「A4o、K4o、Q4o、64o、54o」
頻度が2つ「J4o(85%)、74o(4%)」
5のオフスートハンド。
キッカーが5はすべて参加するのですが、「T5o(75%)」だけ頻度です。
キッカーが4で参加するオフスートハンド7つを述べて下さい。
GTOからヘッズアップのBBレンジを覚えよう!
ヘッズアップでSBがレイズ2.5をした場合のBBレンジはこちら。
ヘッズアップで参加するハンド
BB「レイズ27%(レイズ10)、コール37%、フォールド36%」
全体の65%は参加です。
ポケットペアはすべて参加。
スーテッドハンドは参加しないハンド「72s、62s」と低頻度20%参加「82s」を覚えておきましょう。
オフスートハンドから見ていきます。
SBのオフスートハンド
2と3のオフスートハンドは、A2o、A3oしか参加しません。
4のオフスートハンド
全部で3つ。
A4oは100%。
K4o(30%)、54o(55%)と頻度で参加。
5のオフスートハンド
全部で3つ。
A5o、K5oが100%。
65o(85%)参加。
6のオフスートハンド。
全部で6つ。
100%が3つ。「A6o、K6o、76o」。
頻度が3つ。「Q6o(60%)、96o(10%)、86o(70%)」。
7のオフスートハンド。
頻度が2つで残りはすべて参加します。
「Q7o(95%)、J7o(70%)」
6のオフスートハンド6個を述べて下さい。
GTOからヘッズアップの3betハンド
SBvsBBのBBレンジ「レイズ27%(レイズ10)、コール37%、フォールド36%」
約「レイズ:コール=3:4」なので、レイズ頻度も多くあります。
オフスートハンド(ポケットペアを除く)から見ていきます。
BBオフスート3betハンド
ここでは高頻度から中頻度まで3betするハンドだけ取り扱います。
ほぼ100%3betするオフスートハンドは5つ!
「AKo、AQo、AJo、ATo(95%)、KQo」
中頻度で(50%以上)3betするハンドは2つ。
「A9o(65%)、KJo(55%)」
BBのポケットペア3betハンド
7ポケまで95%レイズします。
6ポケは60%レイズ。
5ポケは25%レイズ。
4ポケは10%レイズ。
3ポケ2ポケはコールです。
BBスーテッド3betハンド
スーテッドで3betするハンドが多くあります。
Aのスーテッドハンド
100%レイズ「AKs-A8s、A5s、A4s、A3s」の9つ。
A7s(45%レイズ)、A2s(40%レイズ)。
A6s(コール)以外はレイズがあります。
Kのスーテッドハンド
ほぼ100%レイズ「KQs-K9s、K6s」の5つ。
K7s(45%レイズ)、K5s(60%レイズ)、K4s(20%レイズ)。
Qのスーテッドハンド
100%レイズ「QJs、QTs」の2つ。
中頻度「Q9s(80%)、Q8s(35%)、Q7s(75%)、Q6s(80%)」
低頻度で「Q5s(13%)、Q4s(10%)、Q3s(5%)」もあります。
Jのスーテッドハンド
ほぼ100%レイズ「JTs、J9s、J8s、J7s」の4つ。
JのスーテッドハンドはJ6s以下はすべてコールです。
Tのスーテッドハンド
100%レイズ「T9s、T8s、T7s」の3つ。
中頻度「T6s(35%)、T4s(25%)」
9のスーテッドハンド
100%レイズ「98s、97s」の2つ。
頻度「96s(55%)、95s(35%)、93s(13%)」
8のスーテッドハンド
100%レイズ「87s、86s」の2つ。
頻度「85s(55%)、84s(35%)」
7のスーテッドハンド
100%レイズ「76s」のみ。
頻度「75s(45%)、74s(40%)、73s(15%)」
6、5、4のスーテッドハンド
100%レイズ「65s、54s」の2つ。
頻度「64s(25%)、63s(40%)、53s(25%)、43s(30%)」
SBオスフートのほぼ100%3betするハンド5つは?
SBのポケットペアはほぼどこまで3bet?
SBのAのスーテッドハンドで1つだけレイズしないハンドは?
GTOから3betを受けられるSBのレンジ
BBの3betが多いことがわかりました。
では、この3betを受けられるSBのハンドを見てみましょう。
「レイズ10%(レイズ24)、コール37%、フォールド53%」(四捨五入)

SBでレイズを返すハンド
100%レイズするハンド「AA-JJのポケットペア、AKs、AKo、AQs」の7つ。
高頻度「TT(90%レイズ)」
50%以上の中頻度「Q2s(55%)、J4s(63%)」
SBで参加するオフスートハンド
オフスートハンドからみていきます。
A8oまで参加100%、A7oは参加40%。
KToまで参加100%、K9oは参加70%。
QToまで参加100%、Q9oは参加20%。
JToまで参加100%、J9oはコール20%。
T9oまで参加100%。
98oはコール30%のみ。
SBで参加するスーテッドハンド
Qまですべて参加。(Q2sより上のスーテッドすべて)
JはJ4sまで参加。
TはT6sまで参加。
9は96sまでコールで参加、95s(25%)。
8は85sまでコールで参加。
7は74sまで参加。
63sまで95%参加。
53sまでコールで参加、52sは20%コール。
43sはコール。
4betを100%返すポケットペアはどこまで?
スーテッドハンドはどこまで100%参加しますか?
①AKQ
②AKQJ
GTOから4ベットを受けられるBBのレンジ
SBの4ベットは10%あるので、その4ベットを受けた場合まで見ておきましょう。
4betを受けたBBのアクション
「オールイン20%、レイズ0%、コール40%、フォールド40%」(四捨五入)
BBがオールインするハンド
100%オールインするハンドを見てみます。
ポケットペア「KK、QQ、JJ、TT、55、44」
AAはコール、低頻度で4betを受けた55、44のポケットペアはそのままオールインします。
残りは「AKs、AKo、AQo」の3つのみ100%オールイン。
高頻度~中頻度「88(80%)、66(65%)、A4s(62%)、77(47%)」
BBがコールするハンド
オフスートハンドでランクが低いものはほぼフォールド。
スーテッドコネクターでも、ランクが低めのカードでワンギャッパーはほぼホールド。

ポケットペア以外で4betを受けた場合に100%オールインするハンド3つを答えて下さい。
GTOウィザードを使ってヘッズアップを覚えよう!
ヘッズアップもレンジは暗記ができます。
プリフロップで覚えられるところからやっていきましょう!
