ポーカーのGTO|HJvsBB、COvsBBを覚えよう!

ポーカーのGTO(ゲーム理論)の基礎の基礎をマスターしよう!

他の問題はこちらから。
ポーカーGTOの基礎問題
>>ポーカーGTOの基礎問題集

BBというポジションは、もっともゲームの参加率が高いポジションです。

UTGvsBBはこちら。
>>UTGvsBB

BTNvsBBはこちら。
>>BTNvsBB

SBvsBBはこちら。
>>SBvsBB

なので、HJvsBB、COvsBBも覚えていきましょう!

まずは参加頻度の高いBBに自信を持ちたいね!

ポーカーのGTO|HJvsBBのレンジ

HJのオープンレンジはこちら。(6人テーブル、レーキNL50、スタック100bb、タイプgeneralのもっとも一般的なタイプ。)

ハイジャック
「頻度:レイズ21.6%、フォールド78.4%」

HJのオープンが不安な方はこちらの練習問題から。
>>HJオープン

HJのオープンに対して、BBはこのような攻防を見せます。

hj-bb

「頻度:レイズ6.1%、コール37%、フォールド56.9%」 

まずはオフスートハンドからみていきます。

HJvsBB|BBのオフスートのレンジ

ポケットペアはすべて参加するので、それ以外のオフスートを扱っていきます。

Aのオフスート

問い①
Aのオフスートはどこまで約100%で参加でしょうか?
①A7o
②A6o
答えは
①A7oが95%です。
ちなみに、A6oはほぼフォールド(10%コールのみ)で、A5oは100%、A4oも80%参加
A3o(25%レイズ)、A2o(10%レイズ)も低頻度で3betのみがあります。
UTGvsBBだとA9oまで100%だったね!

Kのオフスート

問い②
Kのオフスートはどこまで100%参加でしょうか?
①KTo
②K9o
答えは
①KToです。
K9oは約60%でコール、K8o(16%)とK6o(13%)と低頻度でコールがあります。

QとJのオフスート

問い③
QとJのオフスートはどこまで参加するでしょうか。
①T
②9
答えは
①QTo、JTo
Tまで100%になり、J9o(25%)コールです。

T以下のオフスート

残りは頻度でコールになります。
頻度の高い順に残りのオフスートハンドをあげていきます。
コネクト
T9o約80%コール
98o約65%コール
87o約55%コール
76o約50%コール
65o約40%コール
54o約10%コール
ワンギャッパー

T8o約10%コール
97o約20%コール
86o約10%コール

T9o-54oまでのポケットペア一つ下のハンド6つはコール、他にも3つ(T8o、97o、86o)が低頻度でコールがある、とざっくり覚えておきましょう。
覚えましたか?
問い③
T以下のコールするオフスート9個をあげて下さい。
答え方として、Tから順にあげてみます。
答え:T9o、98o、87o、76o、65o、54o、T8o、97o、86o
UTGvsBBの場合より全体の参加頻度があがり、86oが低頻度で登場します。

HJvsBB|BBのスーテッドハンドのオープンレンジ

まずはざっくりとスーテッドハンドを絞ります。

問い④
どこまでスーテッドハンドは参加でしょうか?
①K
②Q
答えは
②Q2sまでオープンで、Qから上はすべて参加します。
ここはUTGvsBBと同じです。

Jのハンド

問い⑤
Jのスーテッドはどこまで参加でしょうか?
①J3s
②J2s
答えは
J3s(約70%)。

Tのハンド

T5s(45%コール)。
T6sまで100%。

9のハンド

9は95sまで100%。94sは0%で、93sは約20%コールです。

とりあえずは、95sまでと覚えておきましょう。

9の頻度は「UTGvsBB」の場合と同じです。

8のハンド

8は85sまで100%。84sは40%でコールです。

85sまでと、おおまかに覚えておきましょう。

7のハンド

7は74sまでで100%です。

6のハンド

6は63sまでで100%です。

5以下のハンド

6が3までだったということは、残りは2。

52s(100%)、42s(100%)、32s(80%)はほぼ参加と覚えておきましょう。

では、覚えたか確認していきましょう。

おおまかに記憶しているかどうかを問題にします。

問い⑥
Tのスーテッドはどこまで100%参加でしょうか?
問い⑦
9のスーテッドはどこまで100%参加でしょうか?
問い⑧
8のスーテッドはどこまで参加でしょうか?
問い⑨
7のスーテッドはどこまで参加でしょうか?
問い⑩
6のスーテッドはどこまで参加でしょうか?
問い⑪
5,4,3のスーテッドはほぼどこまで参加でしょうか?
答えは
問い⑥T6s
問い⑦95s
問い⑧85s
問い⑨74s
問い⑩63s
問い⑪52s、42s、32s
答えを見ていって、Tから65543222「T6s、95s、85s、74s、63s、52s、42s、32s」と単純に覚えておくのもいいかもしれません。
この覚え方はUTGvsBBと同じです。
頻度が少しづつ違います。

HJvsBB|BBの3betレンジを覚えよう!

次は3betハンドを覚えておきましょう。

問い⑫
BBがほぼ100%3betするハンドを4つあげて下さい。(オフスートとスーテッドハンドは別としてカウントして下さい)
答えは
AA、AKs、KK、AKo(95%)。
UTGとの違いはAKo(65%⇨95%)が入ったことです。
問い⑬
BBが約50%以上で3betするハンドを3つあげて下さい。(問⑫を除く)
答えは
QQ(約70%)、AQs(約55%)、QJs(約50%)、65s(約55%)。
残りのハンドは頻度40%以下の3betなので、問題にはしませんが少し上げておきます。
K4s(約40%)、QTs(約40%)、76s(約45%)。
GTOウィザードでは、UTGのレイズ2に対してBBはレイズ12.3を返しています。

ポーカーのGTO|COvsBBのレンジを覚えよう!

COのオープンレンジはこちら。

カットオフ
「レイズ28.9%、フォールド71.1%」

基本のレイズは2.3倍です。

これに対するBBのレンジはこちら。

co-bb

COvsBB「レイズ9%、コール27%、フォールド64%」

HJとの違いに着目してみます。

HJvsBBは「レイズ6.1%、コール37%、フォールド56.9%」 でした。

比べてみると、レイズが3%UP、コールが10%ダウンで、全体のフォールド率も7%UPしています。

まずはオフスートから違いを見ていきます。

COvsBB|BBのオフスートのレンジ

ポケットペアはすべて参加なので、それ以外のオフスートを扱っていきます。

Aのオフスート

問い①
Aのオフスートはどこまで高頻度で参加でしょうか?
①A8o
②A7o
答えは
①A8oが85%です。
A7oはレイズのみ20%です。
A6oはフォールドで、A5oは90%参加。
A4o(20%レイズのみ)、A3o(30%レイズのみ)も低頻度で3betのみあります。
HJvsBBだとA7oまで95%だったね!

Kのオフスート

問い②
Kのオフスートはどこまで100%参加でしょうか?
①KTo
②K9o
答えは
①KToです。
K9oは約30%でオープン、K6o(8%レイズのみ)と低頻度でオープンがあります。
KToまでというのもHJと一緒!

QとJのオフスート

問い③
QとJのオフスートはどこまでオープンするでしょうか。
①T
②9
答えは
①QTo、JTo
Tまで100%で、J9o(3%)コールです。

T以下のオフスート

低頻度の2ハンドがあるだけです。
T9o(20%)、98o(10%)
T以下オフスートが少ないんだね!

COvsBB|BBのスーテッドハンドのレンジ

まずはざっくりとスーテッドハンドを絞ります。

問い④
どこまでスーテッドハンドは参加でしょうか?
①K
②Q
答えは
②Q2sまで参加で、Qから上はすべて参加します。
ここはUTGvsBB、HJvsBBと同じです。

Jのハンド

問い⑤
Jのスーテッドはどこまで100%参加でしょうか?
①J6s
②J5s
答えは
J6sまでです。
J5sは40%でコール。
J4sは25%で参加です。

Tのハンド

T6s(20%コール)。
T7sまで100%。

9のハンド

9は96sまで100%。

8のハンド

8は85sまで100%。

7のハンド

7は74sまで約100%。

6のハンド

6は63sまでで75%オープン。

5以下のハンド

52s(60%)、42s(30%)、32s(フォールド)このようにHJvsBBと比べて低頻度になっています。

答えを見ていって、Tから76543「T7s、96s、85s、74s、63s」と単純に覚えておくのもいいかもしれません。
ちなみに、HJはTから65543222「T6s、95s、85s、74s、63s、52s、42s、32s」とCOよりも広めにオープンです。

COvsBB|BBの3betレンジを覚えよう!

BBのオープンハンドの次は、3betハンドを覚えておきましょう。

問い⑫
BBがほぼ100%3betするハンドを7つあげて下さい。(オフスートとスーテッドハンドは別としてカウントして下さい)
答えは
AA、AKs、AKo、AQs、KK、QQ、JJ(98%)。
HJよりも3ベットをするハンドが3つ増えています。
問い⑬
BBが約50%以上で3betするハンドをつあげて下さい。(問⑫を除く)
答えは
A5s(約55%)、K3s(約50%)、Q3s(約55%)。
時点で50%に近いハンドがこちら。
KQo(48%)、K2s(47%)、Q2s(49%)、J6s(44%)。
GTOウィザードでは、COのレイズ2.3に対してBBはレイズ13.5を返しています。

ポーカーのGTO|プリフロップを覚えていこう!

各ポジションも細かく見ていくことで、各対決の特徴が見えてきます。

まずは頻度の高いBBのプリフロップを覚えていきましょう!

何度もやってマスターする!!

他の問題はこちらから。
ポーカーGTOの基礎問題
>>ポーカーGTOの基礎問題集

KKpokerの登録方法
詳細はこちら
KKpokerの登録方法
詳細はこちら