GTOウィザードでプリフロップを覚える問題集を作っています。
BB、UTGと覚えたら、次は各ポジションも覚えておけば役立ちます。
今回はHJとの対決のレンジを覚えていきましょう!
他の問題はこちらから。
>>ポーカーGTOの基礎問題集
GTOからHJとの対決レンジを覚えていこう!
HJのオープンレンジはこちら。
(6人テーブル、レーキNL50、スタック100bb、タイプgeneralのもっとも一般的なタイプを基礎にしています。)
GTOウィザード参照
「レイズ21.6%(レイズ2)フォールド78.4%」
このレンジを元に、CO、BTN、SBをみていきます。
オープンレンジを覚える場合はこちら。
>>HJのオープンレンジ
UTGvsHJはこちら。
>>UTGvsHJ
HJvsBBはこちら。
>>HJvsBB
GTOからHJvsCOのレンジを覚えよう!
HJがオープンした場合のCOのレンジを見ていきましょう。
HJvsCO「レイズ10.9%(レイズ6.5)、コール0.7%、フォールド88.5%」
ほぼレイズになります。(以下、確率を四捨五入して書いています。)
コールするハンドは「AJs(20%)」、「KQs(20%)」がもっとも高く、残りは15%以下で「ATs」「TT」「99」が続きます。
HJvsCOのオフスートハンド
100%参加するハンド「AKo、AQo、AJo、KQo」の4ハンド。
時点で「KJo(20%レイズ)」、「KTo(2%レイズ)」があります。
HJvsCOのポケットペア
ポケットペアは「TT」まで参加します。
「99」は60%参加です。
HJvsCOのスーテッドハンド
Aのスーテッドハンド
100%参加「AKs、AQs、AJs、ATs、A5s、A4s、A3s」の7つ。
頻度で「A9s(75%参加)、A8s(45%参加)、A7s(45%参加)」です。
Kのスーテッドハンド
100%参加「KQs、KJs、KTs」の3つ。
頻度で「K9s(10%レイズ)、K6s(20%レイズ)」
Q以下のスーテッドハンド
100%参加「QJs、QTs」の2つ。
頻度で参加「65s(7.5%参加)」

ポケットペアはどこまで100%参加でしょうか?
①TT
②99
Aのスーテッドハンドはいくつ100%参加でしょうか?
①6つ
②7つ
GTOからHJvsBTNのレンジを覚えよう
HJvsBTNのレンジはこちら。
「レイズ9.4%(レイズ7.5)、コール5.6%、フォールド85.1%」
CO(左)とBTN(右)のレンジを比べてみます。
⇨
HJvsCO「レイズ10.9%(レイズ6.5)、コール0.7%、フォールド88.5%」
⇩
HJvsBTN「レイズ9.4%(レイズ7.5)、コール5.6%、フォールド85.1%」
COに比べてコール頻度が増えます。

HJvsBTNのオフスートハンド
100%参加するハンド「AKo、AQo、AJo、KQo」の4ハンド
残るハンド、ATo、KJo(40%参加)、KToでは各ハンド30%ほどレイズがあります。
HJvsBTNのポケットペア
100%参加するハンド「77」までです。
「66」は75%参加。
「JJ」から下のポケットペアはレイズよりもコールの確率が高くなっています。
HJvsBTNのスーテッドハンド
Aのスーテッド
全て参加します。
ただ「A6s(50%参加)」と「A2s(80%レイズ)」は頻度です。
AJsとATs以外はレイズ確率が50%を超えています。
Kのスーテッド
「KQs、KJs、KTs、K9s」の4つが100%参加。
比較的「KQs、KTs」はコール確率が高く、「KJs、K9s」はレイズ確率が高いです。
残りのハンドは2つ。
「K6s(12%コール)」、「K5s(12%レイズ)」が低頻度であります。
Q、Jのスーテッド
「QJs、QTs、JTs」の3つが100%参加で、残りは参加しません。
T以下のスーテッド
T9s、98s、87s、76s、65s、54sは低頻度でコールのみあります。
この中で高めの頻度は54s(25%コール)、T9s(17%コール)です。
ポケットペアはどこまで100%参加でしょうか?
Aのスーテッドハンドはすべて参加しますか?
GTOからHJvsSBのレンジを覚えよう!
HJvsSBのレンジはこちら。
「レイズ7.5%(レイズ11)、コール6.4%、フォールド86.1%」
BTNとSBを比べてみます。
BTN(左)とSB(右)
⇨
HJvsBTN「レイズ9.4%(レイズ7.5)、コール5.6%、フォールド85.1%」
⇩
HJvsSB「レイズ7.5%(レイズ11)、コール6.4%、フォールド86.1%」
BTNに比べてコールが1%上がりますが、レイズ確率も下がり、全体的なフォールド確率はあがります。
HJvsSBのオフスート
100%参加するのは「AKo、AQo、KQo」。
AKoとKQoはレイズより、AQo(レイズ50%、コール50%)。
今までの対戦では100%だったAJoは75%参加になります。
KJoは1.5%のかなりの低頻度でレイズを返すのみ。
他のオフスートでは参加しません。
HJvsSBのポケットペア
100%参加するのは、BTNと同じく「77」まで。
「QQ」でも15%コールが増え、全体的なポケットペアのコール頻度があがっています。
HJvsSBのスーテッドハンド
Aのスーテッドハンド
すべて参加はできます。
中頻度になるのが「A7s(85%参加)、A2s(60%レイズのみ)」。
低頻度「A6s(15%コールのみ)」。
AJs、ATs、A9s、A8sはコールよりです。
Kのスーテッドハンド
「KQs、KJs、KTs」はすべて参加。
K6sは75%参加。
K9s(40%参加)、K7s(30%レイズのみ)。
低頻度で、K8s(5%レイズのみ)、K5s(10%レイズのみ)。
Q以下のスーテッドハンド
100%参加するのは「QJs、QTs、JTs」の3つ。
残りのコネクトハンドは低頻度でコールのみ。
T9s(25%コール)、T8s(15%コール)、87s(7%コール)、54s(3%コール)。
BTNよりもさらに低頻度になっています。
SBがHJに対してレイズする倍率はどのくらいですか?
①6.5
②7.5
③11
GTOからHJvsCO、BTN、SBレンジ‐まとめ。
比較していくことで、各ポジションの特徴が見えてきます。
細かいパーセントは覚えきれないし、スタックによって変わってしまいます。
おおよその傾向を覚えておきましょう。
