ポーカーのGTO|UTGvsHJ、CO、BTN、SBのレンジを覚えよう!

ポーカーのGTOの基礎学習を扱います。

その基礎として、GTOウィザードのレンジを覚えていきましょう!

他の基礎問題はこちらから。
>>GTOの基礎問題集

今回は、UTGvsHJ、CO、BTN、SBのレンジを覚えていきます。

問題を解いておぼえていこう!

ポーカーのGTO|UTGvsHJのレンジを覚えよう!

まずはUTGがレイズ2でオープンした場合のHJがプレイするレンジを覚えていきます。

まずUTGのオープンレンジ表はこちら。
utg
(6人テーブル、レーキNL50、スタック100bb、タイプgeneralのもっとも一般的なタイプを基礎。)
GTOウィザード参照
見えにくいので、内容としてはこちらを参照にして下さい。
>>UTGのオープンレンジを覚えよう

UTGがオープンした場合のHJのレンジはこちら。
ハイジャック

UTGがオープンした場合、HJは100%レイズします。
(レイズする理由はこちらから。UTGvsHJの対決

UTGのレイズ2に対してHJはレイズ6.5

HJ「レイズ8.9%、フォールド91.1%」です。

HJのオフスート

問い①
HJのオフスート(ポケットペアを除く)の参加するハンド4つを述べて下さい。
答えは
①AKo、AQo、KQo、AJo(20%)。
オフスートハンドは4つしかなく、しかもAJoは頻度で20%なのでほぼフォールドです。

HJのポケットペア

問い②
ポケットペアはどこまで100%レイズでしょうか?
1「JJ」
2「TT」
答えは
1の「JJ」まで100%です。

T(65%)
9(35%)
8(26%)
7(26%)
6(18%)
5から2のポケットペアは約10%です。

HJのスーテッドハンド

HJのスーテッドハンドの多くはA持ちです。

Aのスーテッド

問い③
Aのスーテッドで100%参加するハンド6つをあげてください。
答えは
AKs、AQs、AJs、ATs、A5s、A4s。
A5s、A4sはブラフレンジ扱いだと思いますが、100%になっています。
弱いのも混ぜないと、3betしたらハンドが簡単に推測されちゃうからね
残りのAのスーテッドはA9s(30%)、A8s(25%)、A7s(20%)、A3s(40%)です。

Kのスーテッド

問い④
Kのスーテッドで100%参加するハンド3つを答えて下さい。
答えは
KQs、KJs、KTsの3つ。
残りは低頻度で参加になります。
K9s(8%)、K5s(12%)、QJs(20%)、65s(約20%)、54s(約10%)。
HJオープンざっくりまとめると、オフスートが3つ、Aスーテッドが6つ、Kスーテッドが3つ、ポケットペアがJまで、3betはレイズ6.5倍!
「AKo、AQo、KQo、AKs、AQs、AJs、ATs、A5s、A4s、KQs、KJs、KTs、ポケットペアJJまで3bet100%」

ポーカーのGTO|UTGvsCOのレンジを覚えよう!

次はUTGvsCOの対戦です。

UTGに対するCOのレンジはこちら。
カットオフ
UTGvsCO「レイズ9%(レイズ6.5)、コール1.4%、フォールド89.5%」

もしUTGがオープンしてHJがレイズしていたら、レンジは違ってくるので注意して下さい。

比べてみましょう。
HJ⇨CO
ハイジャックカットオフ

UTGvsCO「レイズ9%、コール1.4%、フォールド89.5%」

レイズの基本は6.5

UTGvsHJは約「レイズ9%、フォールド91%」でした。

UTGに対して、COは低頻度でコールがありますが1.4%なのでレイズが基本になります。

HJと参加するハンドはほぼ同じです。

HJで100%3betだったハンドはコールも入りますがほぼ3betします。
「AKo、AQo、KQo、AKs、AQs、AJs、ATs、A5s、A4s、KQs、KJs、KTs、ポケットペアJJまで」

COでは頻度が違ってきます。

問い⑤
レイズ頻度が40%以上、100%未満のハンドを4つあげて下さい。
答えは
A3s(約レイズ70%、コール5%)
QJs(約レイズ60%、コール10%)
AJo(約レイズ50%、コール0%)
A8s(約レイズ50%、コール5%)
Aのハンドが3つに、QJsが高頻度でレイズ。
残りは35%以下でレイズです。
A9s、A7s、K9s、K5s、QTs、65s、54s、JTs、KJo。
5%以下で、T9s、98s、87s、76sのコールがあります。
問い⑥
COのポケットペアはどこまで100%参加でしょうか?
HJはJまででした。
答えは
Tまでです。
TT(約レイズ70%、コール30%)
次の9のポケットペア
99(約レイズ40%、コール25%)
残りのポケットペアも頻度で参加します。
COのオープンをざっくりとまとめると、ポケット100%はTTまで、他HJの12個プラス4個が高頻度で追加、レイズ6.5。

ポーカーのGTO|UTGvsBTNのレンジを覚えよう!

次はUTGvsBTNの対戦です。

BTNのレンジはこちら。
UTG-BTN

UTGvsBTN「レイズ7.6%(レイズ7.5)、コール6.8%、フォールド85.6%」

レイズの基本は7.5です。

HJ、COと比べてもコール頻度が高くなっていて、参加する場合はレイズとコールの頻度が同じくらいです。

CO⇨BTN
カットオフUTG-BTN

UTGvsBTN「レイズ7.6%、コール6.8%、フォールド85.6%」

UTGvsCO「レイズ9%、コール1.4%、フォールド89.5%」だったので、レイズdown、コール大幅UPです。

オフスート

オフスートで参加するハンドはAKo、AQo(レイズ50%、コール50%)、AJo(レイズ45%、コール5%)、KQoの4つ。

この4つはCOと同じで、他に低頻度で3つ加わります。

低頻度3つ:KJo(17%)、ATo(6%)、KTo(6%)

Aスーテッド

Aから見ていくと、Aのスーテッドはすべて頻度で参加ができます。

ただし、頻度に差があります。

100%参加「AKs-ATs、A8s、A5s、A4s、A3s」

高頻度「A9s(60%参加)、A2s(55%)」

低頻度「A6s(12%)」

Kのスーテッド

100%参加「KQs、KJs、KTs」

高頻度「K9s(85%)、K5s(70%)」

低頻度「K8s(レイズのみ16%)、K6s(20%)」

QとJのスーテッド

100%参加QJs、QTs、JTsです。

T以下のスーテッド

Tから順にあげていきます。

T9s、98s、87s、76s、65s、54s頻度は60%から20%まであります。

問い⑦
BTNで100%参加するこれらのハンドを述べて下さい。
Aのスーテッド8つ
Kのスーテッド3つ
Qのスーテッド2つ
Jのスーテッド1つ
答えは
A「AKs、AQs、AJs、ATs、A8s、A5s、A4s、A3s」
K「KQs、KJs、KTs」
Q「QJs、QTs」
J「JTs」
問い⑧
BTNのポケットペアはどこまで100%参加するでしょうか。
答えは
7ポケ(レイズ23%、コール77%)までです。
6ポケのフォールドは20%。
ポケットペアはコールが多くなります。
BTNをざっくりとまとめると、ポケットペアは7まで100%、コールとレイズの比率が1;1、レイズ7.5。

ポーカーのGTO|UTGvsSBのレンジを覚えよう!

SBのオープンレンジ表はこちら。

スモールブラインド
UTGvsSB「レイズ6.3、コール6.2、フォールド87.5%」

レイズの基本は10です。

BTNのレンジと比べてみましょう。
BTN⇨SB
UTG-BTNスモールブラインド
UTGvsSB「レイズ6.3、コール6.2、フォールド87.5%」
UTGvsBTN「レイズ7.6%、コール6.8%、フォールド85.6%」だったので、BTNよりもフォールド率がUP。
SBはOP(アウトオブポジション)なので、レンジも狭くなります。
細かい頻度のハンドが増えますので、大まかな特徴を掴んでいきます。

SBのオフスートハンド

SBで参加するオフスートはほぼ3つ。

AKo、AQo、KQo(約60%オープン)。

AJoはレイズのみで6%です。

SBのスーテッドハンド

Aのスーテッドハンド

100%参加するスーテッド「AKs、AQs、AJs、ATs、A5s、A4s、A3s」の7個

高頻度「A9s(75%)、A8s(82%)」

中と低頻度「A7s(35%)、A6s(コールのみ5%)、A2s(レイズのみ10%)」

Kのスーテッドハンド

100%参加「KQs、KJs、KTs」の3個

中頻度「K9s(40%)、K6s(20%)」

低頻度6%以下でレイズのみ「K8s、K7s、K5s」

QとJのスーテッドハンド

100%「QJs、JTs」

75%「QTs」

T以下のスーテッド

Tから5まで一つ下のハンドが中から低頻度で参加になります。

T9s、98s、87s、76s、65s、54s

問い⑨
100%参加するハンドを述べて下さい。
オフスート2つ
Aのスーテッド7つ
Kのスーテッド3つ
Qのスーテッド1つ
Jのスーテッド1つ
答えは
オフスート「AKo、AQo」2つ
A「AKs、AQs、AJs、ATs、A5s、A4s、A3s」7つ
K「KQs、KJs、KTs」3つ
Q「QJs」1つ
J「JTs」1つ
問い⑩
ポケットペアはどこまで100%参加でしょうか?
答えは
7(レイズ20%、コール80%)。
6は80%です。
SBをざっくりとまとめると、ポケットペアは7まで100%、他の100%参加するハンド14個、レイズ10。

ポーカーのGTO|UTGvsHJ、CO、BTN、SBを繰り返し覚えよう!

ポーカーに座学はつきもの。

その一つとしてGTOのレンジを覚えることがおすすめです。

プリフロップを覚えていくことで、3betが出来るようになったり、レンジから相手のハンドを推測できたりします。

繰り返し練習問題を解いて覚えていきましょう!

他の練習問題はこちらから。
ポーカーGTOの基礎問題
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