このブログではJonathan Little(ジョナサン・リトル)のYouTube動画を紹介してきました。
前回6回目「How To EXPLOIT Recreational Players When DEEP STACKED」
>>レクリエーショナルプレイヤーをエクスプロイトする「4つの弱点」(ディープスタック時)
今回はジョナサン・リトルのYouTube動画紹介の第7弾!
「How To Stop losing With Pocket Jacks」
「JJで負けなくなる2つの方法」
参考にした動画はこちら。
(ブログということでわかりやすさを重視しますので、そのままを理解したい人は動画をご覧ください。)
- 「Stop Over-Playing Jacks PREFLOP」
プリフロップで「JJ」をオーバープレイしない - 「Stop Over-Playing Jacks POSTFLOP」
ポストフロップで「JJ」をオーバープレイしない

「JJ」で負けなくなる方法①「プリフロップでオーバープレイをしない」
多くの人々は「JJ」に不平を言っています。

しかし、あなたに秘密を教えてあげましょう。
もし「JJ」を上手くプレイできるのなら「JJ」は最も稼げる手の一つなのだ、と。
あなたは「JJ」をプレイするときに、大きな間違いを犯しているだけなのです。
それを知れば利益を得られるだけでなく、損失を抑えられます。
「JJ」のとき、とくにディープスタック時でポジションがあるときには、絶対コールすべき手です。
例えば、あなたがBTNでオープンして、SBから3betが飛んできたときには、4betではなくコールすべきです。
トーナメント時でもUTG+1がオープンしてCOのあなたまできた場合、そこは3betではなくコールです。
3betした最悪のパターンは4betやオールインがとんでくることです。
フロップを見に行きましょう。
アンダーペアのフロップで「JJ」は強いです。
GTOウィザードから「JJ」のコールレンジをみてみる。
(※この段落は動画にはありません。)
スタック100bbの6MAXをプレイする場合の「JJ」のプリフロップの動きをみてみましょう。
(GTOウィザード、6MAX 500NL 100bb general)
- UTGがオープンした場合。
HJ・CO・SBは3bet、BTNは50%でコールと3bet、BBは約90%でコール。 - HJがオープンした場合。
CO・BTN・SBは3bet、BBは約90%でコール。 - COがオープンした場合。
BTN・SB・BBは3bet。 - BTNがオープンした場合。
SB・BBは3bet。 - SBがオープンした場合。
BBは3bet。

- UTGが3betされた場合。
HJ・CO・BTNが3bet⇨UTGは50%コールで50%4bet。
SB・BBが3bet⇨UTGはコールより。 - HJが3betされた場合。
CO・BTNが3bet⇨HJは60%ほどで4bet。
SB・BBが3bet⇨HJはコールより。 - COが3betされた場合。
BTNが3bet⇨COはほぼ4bet。
SB・BBが3bet⇨COはコールより。 - BTNが3betされた場合。
SB・BBが3bet⇨BTNは70%~60%ほどで4bet。 - SBが3betされた場合。
BBが3bet⇨SBは100%4bet。

GTOウィザードでは「JJ」がコールするシチュエーションがポジションによってでてきました。
「JJ」で負けなくなる方法②「ポストフロップでオーバープレイをしない」

2つの例をあげています。
ポストフロップでのプレイ①
HJから「JJ」をオープン。
BTNとBBがコール。
「5♣7♦9♠」
ここであなた(HJ)は0.5xベット(ポットの50%)。
BTNはコールして、BBはレイズを仕掛けてきました。
ここであなたはコールかフォールドに押さえます。
決してオールインはしないようにして下さい。
負けていたら大損になりますし、ドローなら利益が得られることもあります。
実例ではBBはフロップストレートを作っていました。

ポストフロップでのプレイ②
トーナメント(MTT)。
あなたはHJからオープン。
BBがコール。
「Q♥T♥2♣」
HJ(あなた)は0.3xベットを選択。
BBはコール。
ターン「7♠」
ターンで0.3xをベットしたところ、レイズが返ってきました。
最悪のシナリオです。
対戦相手はおそらくQをヒットさせているでしょう。
2ペアが濃厚で、KQという手もあるでしょう。
実例では相手が「Q7」の2ペアでした。
ここでの大きな間違いはターンでもJJをオーバープレイしたからです。
「JJ」と同様に「TT」でも「99」でも同じことが言えます。

「JJ」で負けなくなる方法まとめ
2つの方法まとめ。
- プリフロップで「JJ」をオーバープレイしない
⇨「もしあなたがプリフロップでJJを失ったとしても、大きな損失にはなりません。」 - ポストフロップで「JJ」をオーバープレイしない
⇨「もしあなたがポストフロップでJJを失ったとしても、大きな損失にはなりません。」
ただ、これらは簡略にまとめられています。
他の動画で「JJ」のプレイを解説している動画もありました。
ポケットJJのプレイ方法
>>「How to play JJ PROFITABLY by ALEX Fitzgerald」
- JJがボードのトップヒット以上の場合のプレイ方法
- JJでセットをひいた場合
- 相手の行動が理解不能なときはフォールドする、などなど。
オーバープレイ⇨オーバープレイをやめる⇨・・・
というように、また新たな戦略と視点をジョナサン・リトルの動画は伝えてくれます。
