HU(ヘッズアップ)を学ぶ!|3bet-IP(SB) 編 (3ベットポットのインポジションSB編)

ポーカーのHU(ヘッズアップ)を学んでいきましょう!

第1回目の記事「SRP-IP編」はこちら。
ポーカーのヘッズアップ
>>SRP-IP編

HUも場面ごとに勉強していくことで理解が深まります。

今回は第3弾!

3bet(3ベットポット)のIP(インポジション)編です。
(HUではSBがインポジションになります。)

HU(ヘッズアップ)の3bet-IP動画の紹介

3bet-IPの勉強会動画を紹介します。

  • GTOウィザードのトレーニング機能を使用。
  • プレイ&解説を通じてHUへの理解を深めていくのが目的。

まずは登場人物から。

  • 【Osnelav】 PokerStarsで6max200zやHU2,000zまでをプレイするガチ鉄強。 zoomagaで記事提供をしていた。
    >>Lav Poker Channel
  • 【こしくん】 KKpokerで6max最高レートREGのアグレッションモンスター。 万ドルチャレンジ達成!
  • 【TT】 一会社員がポーカーでどこまでやれるのか、いろいろ挑戦&勉強しているところ。
    >>TT Poker

3bet-IPの勉強会動画。

HUのレンジを確認する方はこちら。
>>HUレンジ

ポーカーの専門用語

動画で語られている用語集。

モノトーン⇨スートが1種類。
ツートーン⇨スートが2種類。

混合戦略⇨複数のアクションが混じっているハンド
>>ナッシュ均衡とは
純粋戦略(ピュア戦略)⇨特定の行動を選択し続けることが、最も利益的になる戦略。

ブロードウェイカード⇨強いランク順で作られた最強ストレート(AKQJT)を作るカードのこと。

ペアボード⇨「966」など、ペアが出来ているボード。

トラッピング(トラップ)⇨予想外の行動で相手のリーディングを外す。(例:ナッツでチェック)

ポラライズ(ポラー)⇨二極化。強いか、弱いかどちらかのこと。

エアー⇨何も役がないこと。

この動画ではそこまで専門用語はでてきてないかな

HU(ヘッズアップ)3bet-IP動画の一部抜粋

こちらはSBがBBの3betをコールするレンジです。
(Heads-up/100bb/simple/NL500)

3betポットSBコール

高いランクやスーテッドハンドはコールしています。

このレンジから、どのようなプレイになっていくかを考えていきます。

ローカードの3ベットポットのCBは?

オリジナルレイザーはHUの3betポットではどんなボードでCBを打つのでしょうか。

このCBの感覚が6MAXとはかなり違ってきます。

SBは3betレンジで「AKQJ」はかなりの頻度でコールをするので、逆に6MAXではチェックに回したいボードでCBを打っていきます

  • 「952」のツートーン(BBはCB率約60%)
  • 「765」のツートーン(BBはCB率約65%)
  • 「832」のツートーン(BBはCB率約70%)
  • 「976」のツートーン(BBはCB率約80%)
  • 「966」のレインボー(BBはCB率約100%)

「952」のツートンの場合でBBがチェックした場合、SBはレンジの50%ほどでベット。

SBのベットサイズはボードと自分のハンドによって変化していて、例えば9ヒットでもキッカーが大きいか小さいかによって、サイズは打ち分けられています。

キッカーを意識できればいいのですが、混合戦略がとれそうにない場合は小さくベットしておけばEVロスは少なくなるそうです。

ブロードウェイカードの3betポットのCBは?

SB側がAKQJのランクの高いカードのコール頻度が高いので、BB側はブロードウェイカードが出てきたフロップではチェック頻度が増えます。

6MAXではほぼCBを打つボードで、HUではチェックが増えるということ。

  • 「KT8」モノトーン(BBのCB率約50%)
    『6MAXでは広く安くCBを打つ場面ですが、HUではチェックか高く打つかに分かれます。
    また、BBがチェックの場合、SBは「チェックorハーフから8割」が選ばれやすくなります。』
  • 「AK6」モノトーン(BBのCB率約40%)
    『チェックか高く打つかがより分かれるボード』

ブロードウェイカードのみで構成されている場合も、チェックか高く打つ(ポット150%や100%)が選ばれやすくなります。

全体を通してメモした個所

3betポットで他にも私がメモして勉強になった個所を一部上げていきます。

  • 何もない(バックドア、ヒット、コネクトなどがない)ところでも、頻度でベットするブラフハンドがある。
  • チェックレンジを勉強すると同時に、レイズレンジも勉強していく。
    (「9♠8♥7♠」モノトーンで、ハンド「A♦T♠」ならチェックだけれど、レイズするならどんなハンド?という考察を入れる。)
  • カードによる役割が意識できた。
    (強すぎて相手がコールしてくれるハンドがない場合に、ターンはトラッピングもかねてチェック、セカンドナッツではベットなど。)
  • ペアボードはCBを打ちやすい。
    (特にミドルペアボード)
  • どこまでコールするか、どこからあきらめるかをレンジでチェックしていく。
他にもコメントにあった、ペアボードのエクスプロイトとか、気になることがたくさん!

HU(ヘッズアップ)の3bet-IP動画から学ぼう!

ヘッズアップ(HU)は誰かに力学を教わることが上達の近道です。

その近道として、この動画はとてもおすすめ!

今回は3betのIPでしたが、IPと同時に学びたいのがOOP(アウトオブポジション)。

次回にOOPを紹介していきます。

ハンドの役割も見えてくるね!
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