HU(ヘッズアップ)実戦編|KKポーカーチャレンジ‐25記事目

万ドルチャレンジの詳細はこちら。
>>KKポーカ万ドルチャレンジ企画

バンクロール$2,500からスタートしました!

3月12日~19日間の稼働
ハンド数4737ハンド
一日平均ハンド592ハンド
収支計4,083.72ドル
BR7,239.97ドル
あ、配信していない間にすごいバンクロール額になってる!!
200nlにあがり、分散も大きくなっているので増えるのもあっという間!
TTさんは元々もっとハイステークスにいたので、GTO戦略に合わせてプレイできるステークスになるほど、利益が増えたのかもしれません。
40nl、100nlでは苦戦していた印象
ハンド数も一日平均600ハンドですが、収支はすごい伸びです。
ちなみに、TTさんはバンクロールチャレンジの他に、YouTubeでHU(ヘッズアップ)勉強会をやっています。
>>HU勉強会について
勉強会に参加しているTTさんとこしくんが実際にHUをするシーンがありました。
HUの勉強もかねて紹介していきます。

HU(ヘッズアップ)実践編|200nl

TTさんは20日にリングゲーム配信をしていました。

一面しか立っていなかったので、2面を立てたところ、こしくんが到来!

動画2分40秒からです。

HUの3betポット

動画3分40秒からの対戦。

SBオープン。
BBスリーベット(J♦T♦)
SBコール。

フロップ「A♠Q♠J♥」

さて、ここでHUの3betポットを復習してみます。
>>HUの3betポット

SB側がAKQJのランクの高いカードのコール頻度が高いので、BB側はブロードウェイカードが出てきたフロップではチェック頻度が増えます。

GTOウィザードでみると、BBのCBは約45%ほど。

チェック頻度は増えるのですが、ここでBB側は小さくCBを打ってSBを下ろしました。

かなりの頻度でコールされるボードですが、SBがコールしないハンドは約20%。

下りたハンドを推測すると、9以下のローコネクト、ローワンギャッパーなどはほぼホールドです。

ここでは相手がアグレッシブだからCBを打つことを選択、とかのエクスプロイトがありそう!

HUのペアボード

動画4分10秒からの対戦。

SBオープン。
BB(K♣6♦)コール。

フロップ「9♠9♥3♦」

SBポット約30%ベット。
BBコール。

ここでGTOウィザードを見てみます。

6MAXではペアボードは小さくCBを打つイメージと同じく、HUでもスモールベットの頻度が約55%と高く出ていました。

TTさんがコールの下限といっているように、「K6o」はウィザードでもコールの下限。

SBのハンドは「A2o」。

ハンドを選んでCBを打っていたとしても、AのローキッカーはCBが打ちやすいシチュエーションだそうです。

ベアボード2つ目

続けてすぐにペアボードがでてきました。

動画5分30秒。

SBオープン。
BBコール「76o」。

フロップ「A♠A♣Q♥」

SBポット約30%のCB。
BBフォールド。

GTOでみても、このペアボードはかなりの頻度でオリジナルレイザー側がスモールベットを打ちます。

スモールベット約60%!

このCBに対して、多くのローコネクトハンドはフォールドになります。

ペアボード3つ目

動画5分50秒の対戦。

SBオープン。
BB「Q9o」コール。

フロップ「5♣A♠5♠」

SBポット約30%のCB。
BBフォールド。

GTOウィザードでみてみると、SBのスモールベットのCB率約70%!

「Q9o」は♠があればコールになりますが、なければフォールドになる下限のハンドです。

HUボードの分析

HUでは、SBはレンジの約80%オープンして、BBはその約65%ほどコールします。

対戦に出てきたボードを分析してみましょう。
見るポイントはこちらの記事を参考にして下さい。
>>HUのSRP(シングルレイズドポット)

  • ボードの特徴を見る。
  • トップヒット、セカンドヒット、3rdヒットはどうしているか。
    ヒットしていたとして、キッカーの違いによってどうしているか。
  • スートによる違いは何か。
  • ハイカード(例えばA持ち)はどうしているか。
  • どんなハンドでブラフしているか。

これは一部ではありますが、ハンド分析のヒントを動画では教えてくれます。

実践編のハンド分析。

  • 「K♦6♠5♥」(動画7分30秒)
    レインボーの静的なボード。
    ウィザードではCBのスモールベット約55%。
    「A4o」はコールの下限で、50%コールですが、A♣の場合はフォールドがやや多め。
    エクイティの低いガットショット、ドローや、エクイティの高いハンドの約15%でレイズを返す
  • 「K♠8♦2♦」(動画7分50秒)
    全体的に小さくCBを打つボード
    ウィザードではスモールベット約43%。
    ハンドでは、♦のフラッシュドローがついているもののほうがCBを打っている。
    トップヒット、セカンドヒットはエクイティが高いのでバリューベットをしている。
  • 「T♦8♠Q♣」(動画8分)
    ウェットボード。
    広く安く打つボード(おおよそのCB:チェック45%、スモールベット37%、ミドルベット15%)
    ハンド「8♣4♣」はボトムヒットでチェック100%。
    ターン「2♣」でフラッシュドローになるとエクイティが上がるのでスモールベット。
    リバー「J♥」でエクイティからみるとブラフをするほどではないので、チェックでまわりました。
  • 「T♥K♥3♠」(動画10分)
    BB側「J♠9♣」はガットショットではありますが、スートがないのでチェック。
    もし「J♥9♥」ならば、もしプリフロップでコールしていたとしても(本来は3betレンジ)、CBに対してレイズを返します。
  • 「K♣J♠7♥」(動画11分)
    SBのスモールベットにBB「K♠9♥」はコール。
    ターン「A♠」SBはポット60%ほどのベットにBBはコール。
    Aが出たことで、SB側はAを主張して大きく打てるボードになっています。
    それを想定してBBはコール。
    最後はラグだろう「5♥」にてチェックチェックでまわりました。
    もし、SBがブラフを継続してポットオーバーを打った場合、「K♠9♥」はコールとフォールドが50%程のハンドです。
  • 4betポット「9♥8♠7♠」(動画11分30秒)
    4betポットではコネクトボードですがSB「A8o」でもバリューのスモールベットが打てるシーン。
    ただターン、リバーと「6♥9♠」とおちるにつれてエクイティが下がっていきました。

4betポットに関してはこちら。
>>4betポットIP編

HU(ヘッズアップ)200nlまとめ

HUの対戦を分析してみると、鉄強のプレイはあまりGTOを外れていません。

200nlのプレイヤーに対しては、相手にアジャストしつつもGTO戦略を考えていくレベルになっています。

例えば、動画9分の「JJ」。
「相手にAヒットがない」と推測するにはフロップでA♣以外はフロップヒット以外そこまでコールしていないことから、Aヒットの可能性は低いだろうという推測ができます。

勉強すればするほどそれが活かせる高いレート!

万ドルチャレンジ達成はあっという間かもしれません。

鉄強同士のプレイに憧れちゃうね!
TTさんの万ドルチャレンジの過程はこちらの記事一覧からどうぞ。
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