ポーカーのHU(ヘッズアップ)を学んでいきましょう!
前回の記事はこちら。
>>SRP-IP編
ヘッズアップも場面場面ごとに勉強していくことで理解が深まっていきます。
今回も参考動画を紹介します。
SRP(シングルレイズドポット)のOOP(アウトオブポジション)編です。
ヘッズアップ(HU)のSRP-OOP編動画の紹介
SPR-OOPの勉強会動画はこちら。

ポーカーの専門用語
動画で語られている用語集。
純粋戦略(ピュア戦略)⇨特定の行動を選択し続けることが、最も利益的になる戦略。
プローブベット⇨オリジナルレイザーがフロップでアクションをしなかったときに、アウトオブポジションのコーラー側からターンでベットすること。
>>プローブベット
ブロードウェイ⇨強いランク順で作られた最強ストレート(AKQJT)のこと。
マージナルハンド⇨強くも弱くもない中間的な微妙なハンド
キャップ⇨レンジの上限が制限された状態のこと。(例:相手がチェックしたので、強い役が否定された)
MDF(Minimum Defence Frequency)⇨最小ディフェンス頻度(例:ストレートボードで2ndヒットのワンペアでコールする)

SRP-OOP動画の一部抜粋
こちらはBBのコールレンジ。(ちなみにHUではBB側がOOPになります。)
6MAXで普段はコールに回すハンドが3betレンジになっていることがわかります。(強いハンドの黒くなっている個所は3bet)
このレンジを想定しつつ、どうプレイしていけばいいのかという力学にふれています。
HUでドンクするシチュエーション
OOPのコールするレンジを見ると、フロップでドンクするシチュエーションは少なくなります。
というのも、ミドルレンジが3betになっているからです。
なので、OOP側がドンクを考える場合は限られたシチュエーションになります。

マージナルハンドの扱い
HUではマージナルハンドでもエクイティが結構あったりします。
ボードによっては3rdヒットでもバリューベットを検討したり!
GTOグラフからみて、エクイティ60を超えていれば打っていきたいハンドが多々。
OOP側の戦略
OOP側は純粋戦略が多く、チェックを続けて選択することも多い。
プローブベットは基本的にエクイティがあるハンドを選びます。
OOPのリバーベットも、GTOのエクイティグラフを参考に60を超える個所からバリューベットを検討するそうです。
モノトーンボード
モノトーンボードの分析で、そのスートをもっていなくて勝率が極端に低い時に、ポット300%のベットシチュエーションがありました。
「ボードに同じスート4枚でそのスートを持っていない、かつボードの数字をヒットさせていない。」
分析をしていって、その分析を理解していけば、そのベットサイズで新たに戦略として追加できるようになっていきます。
ストレートボード
フロップ「A♠Q♥J♦K♥8♦」のブロードウェイカードが4枚あるボード。
ここでBBが「K9」をもっていたときに、SBからターンのポット8割のベットにフォールドしたことが不正解になっていました。
逆に、トップヒットをもっているからとコールして不正解になったシーンもあります。
「K♥J♠T♠8♥」のフロップポットベット、ターン150%ベットに対して「K♠6♣」はフォールドのようです。
ここで考えたいのがMDF(最小ディフェンス頻度)。
相手に即時利益を与えないためにコールすべき頻度の話ですが、相手のレンジのエクイティが高いときは、MDFよりも多めにフォールドすることが多々あります。
下限がどこなのか、というのも各ボードや相手のベットによって変わっていました。
ヘッズアップ(HU)のSRP-OOP編動画から学ぼう!
ヘッズアップ(HU)は誰かに力学を教わることが上達の近道!
その近道として、この動画はとてもおすすめです。
鉄強のGTOウィザードの使い方を知ることで、自分で学ぶことができるようにもなっていきます。
