ポーカールーム、アミューズメントカジノが流行ってきています。
この背景にはどのようなものがあるのでしょうか。
「IR」(インテグレイティッド・リゾート)という言葉をキーワードに見ていきます。

ポーカーとIRとの関係
IRとは統合型リゾートのことを指します。
カジノやホテル、国際会議場などを一つのエリアにまとめた施設をそう呼びます。
歴史を紹介。
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2016年「IR推進法」が公布・施行
(正式名称:特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律)
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2018年「IR実施法」
(正式名称:特定複合勧告施設区域整備法)
「ギャンブル等依存症対策基本法」公布

「IR施設は当面全国三カ所に絞り、7年後に見直す」
「カジノ施設の延床面積をIR施設全体の3%以下に制限する」
「入場回数を7日間に3回かつ28日間で10回まで」
「マイナンバーカードで本人・入場回数を確認」
「日本人の入場料は6000円とする」
などなど

日本が参考にしている海外のIR
海外にはすでにIRが設置されています。
シンガポールだったり、韓国だったりは設置されていて、私たちは海外にいけばIR施設を楽しめることができます。
シンガポールの元首相は「カジノではない、IRだ」と演説をしたそうです。
実際に観光施設として、シンガポールでは大きな経済利益を生み出しました。

他の国々は経済的に潤っていく中、日本の未来を考えたときに成長できる産業が少ないのが現実です。
そこの見通しを明るくする一つがIR法。
今は観光産業が衰退していますが、いずれは人と人が実際に会うことの意味も出てくるのではないかと考えられています。
ポーカーはIR法案のごく一部
IRは統合型リゾートなので、さまざまな施設が設置される予定です。
なかでもカジノはその施設内の3%に限られています。
「IRはカジノではありません」
本ではこのように述べられています。
全体の3%のことをそれだとは言い切れないからです。
IRにどのようなものがあるのかというと。
・展示場
・ホテル
・ショッピングモール
・劇場
・コンサートホール
・エンターテイメント施設・3%でカジノ
多様な施設が一か所に集積していれば、子ども連れの家族やカップル、高齢の夫婦など幅広い年齢層、様々な属性の観光客が利用できます。

ポーカーがIR法案で流行りだすなら、勉強は必須!
ポーカーがリゾート施設の一部となるならば、ポーカーを知っておいて損はありません。
なぜなら、ポーカーは確率に基づいているので、勉強すればするほど勝率が上がっていくのです。
ポーカープロと呼ばれる人は多く、ポーカーを生計を立てられる人もいます。
ポーカーは学べば学ぶほどそれが得意になっていく。
この感覚は他の競技、囲碁や将棋などとも似ています。
近年には、e-スポーツと呼ばれるゲームでの競技が人気になっているので、その一つとしても考えられるのです。
そして、もしカジノの一部としてポーカーがIRに組み込まれるのなら。
それを学んでおくことは、逆に損をしたり、ギャンブル依存になったりということを防いでくれます。
