KKポーカー万ドルチャレンジ企画!
第1回目の記事はこちら。
>>KKポーカー万ドルチャレンジ
このブログではその過程を取材して、ポーカー初心者に役立つ情報をまとめていきます。
KKポーカー万ドルチャレンジ企画2日目の収支はこちら。
ハンド数1,099
開始BR(レキバ込) 2,495.09
終了BR(レキバ込) 2,848.14
当日収支(レキバ込) 353.05チャレンジ合計ハンド数4,786
累計収支(レキバ込) 342.37
KKポーカーの100nl攻略!
今回取材していたのは100nlになります。
100nlのマジョリティ(平均)に合わせて対策をしていきます。
今回行っていたのはこちら。
- コールドコールが多いので、セットマインを狙う
- 3ベット頻度を増やしたほうがいいのか検討
- メンツが変わらないリングゲームをやる
まだまだ100nlにアジャストしていないとは言っていましたが、これらを試していました。
セットマインとは?
セットマインとは、ポケットペアでコールしてセットを狙っていくことを言います。
100nlの特徴の一つはコールドコールが多い事。
つまり、ポジションを考えずにコールする人が多いと言えます。
なので、マルチウェイ(3人以上)になることが多い。
そんなときにポケットペアでコールをして、セットを引けるように狙っていきます。
セットをフロップで引く確率は11%。
通常、セットマインはそこまで利益的ではないと言われていますが、ここのステークスのマジョリティに合わせていきます。
条件として。
・フロップでのコール率が高い(インプライドオッズを期待できる)
3ベット頻度を増やした方がいい?
TTさんが100nlをやっているときに、100nlの王者と言われる人と同卓していました。
いわゆる、100nlで一番稼いでいる人です。
その人の3ベット率が11%と高め。
このステークスのマジョリティでは3ベット率は低め。
なので、今後3ベット率を高めようか検討していく方針です。
リングゲームを増やす
100nlはいろいろなタイプの人がいます。
KKポーカーではVIP会員になると相手のデータが見れるようになるので、そこからアジャストしていきます。
TTさんは100nlのフラッシュでは負け越しているそうですが、リングゲームでは勝っています。
つまり、今のところリングゲームの方が相手に合わせることができているのではないかと推測できます。
マジョリティ攻略よりも、個人個人の攻略が上手くいっていると考えられます。

ポーカーの全体的な攻略
プレイをみながら、初心者が気をつけたいことをみていきます。
今回のポイントはこちら。
- リバーはレイズが返ってこないようにハーフポット以上は打つ
- UTGのオープンに対してHJが参加する場合はリレイズ
- ブラフをする理由を明確にしていく
- ベットサイズテルを読み解いていく
リバーを打つならしっかりと打つ
リバーでインポジションでベットをする場合、しっかり打たないとレイズがかえってくる可能性があります。
そうなると、多少のエクイティを持っていたハンドの場合は特に難しい立場に立たされます。

HJの参加レンジに気をつける
TTさんのプレイを見ながら、AJoやA8sを降りていたので、おやっと思いました。
そして、下りている時の共通点としてはUTGがオープンしていた時のHJポジションでした。
HJは基本的にUTGのオープンに対してはリレイズかフォールドです。
>>HJ対UTG
GTOのレンジでもレーキがある場合、AJoやA8sはおりるべきハンドになっています。
なぜコールをしないのかというと、コールをするとUTGのハンドと同じくらいの強さを示すことになります
つまり、同じくらいの強さのハンドで争うので判断がより難しくなるのです。
難しいうえに、レーキが高かった場合はその分不利益になる場合があります。
ポジションによってVPIPが変えられないのが100nlマジョリティや初心者の特徴です。
ブラフをする理由を明確にしていく
ブラフする場合とチェックにする場合とを明確に分けていました。
まず、チェックをする場合。
・2ndペアや3rdペア、トップペアだけど弱いキッカーなどのショーダウンエクイティがあるハンド
・諦めたハンド
・相手に勝っていそうなハンドでバリューベット。
・エクイティのないハンドでブラフベット。

(以下COとBTNで記述)
BTNコール。
COのハンドは「ATs」
(BTNは3ベット率が高かったので3ベットがブラフよりだと読みました)
ボード「5JJ」(レインボー)
フロップCOはポット3分の1ベット!
それに対してBTNはコール。ターン「T」この時点でCOのオールイン!
BTNはオールインに対してコール。
BTNのハンドは「66」。(予想外)
リバーはラグだったので、COがポットを取りました。
COはフロップ「5JJ」(レインボー)のCBに対してコールしたレンジとしてはKQの可能性が大と予想。
それに対してCOのハンド「AT」はターンでTがヒット。
現状勝ってる可能性が充分にあるけど、そのエクイティが脆弱(=逆転されやすい)。
なので今回は大きなサイズのベットを選択。(=オールイン)
BTNがKQなどのドローを持っていた場合、そのハンドのエクイティを奪うのが狙い。
降りてもらっても、コールしてもらってもいい。
バリューでもありブラフでもある。

ベットサイズテルを読み解いていく
100nlのベットサイズテルの特徴はこちら。
・小さいベット⇨ブラフが多い
・大きいベット⇨バリューが多い
小さいベットでナッツ級なものは出てきたことがないそうです。
KKポーカー万ドルチャレンジは続く!
万ドルチャレンジは定期的にブログ記事にしていきます。
この教えから、初心者の私が実行したいこと。
- UTGのオープンに対してHJが参加するハンドは絞ってレイズする。
- 3ベットレンジを見直す
- リバーのバリューベットはしっかりとする
- ブラフとチェックの理由づけをする
- 相手のベットサイズテルを意識する
