TTさんの万ドルチャレンジを追っていきます。
1記事目はこちら。
>>万ドルチャレンジの企画内容
2記事目はこちら。
>>100nlアジャスト成功!?初心者が気をつけたいこと
今回は3記事目になります。
3日目の稼働記録はこちら。
ハンド数1,334
開始BR(レキバ込) 2,848.14
終了BR(レキバ込) 3,574.46
当日収支(レキバ込) 726.32チャレンジ合計ハンド数6,120
累計収支(レキバ込) 1.068.69
KKポーカーチャレンジ!200nl攻略
TTさんは配信で200nlのフラッシュを打っていました。
今のところ、リングゲームでは勝ち越しているのですが、フラッシュは負けているそうです。
傾向として200nlは100nlよりバランスが整っていて、強い人が多くなってきます。
なので、エクスプロイト戦略よりはバランスにそったプレイをするように気をつけていました。
ただし、ときどき極端にデータやプレイがおかしい人に対しては相手にアジャストしていました。
GTOに合わないプレイ
またチェックで回った!

3ベットレンジでのアジャスト
通常6人テーブルでの3ベットレンジの適正値は10%前後。
3ベット率が14%だった相手に対しては、相手のハンド予想もより正確になります。
ということは、ボードのKがヒットしていたとしても、キッカーは低い場合が多いからこの場合は勝っていそう。

BTNオープンを広げる
ポーカーではスチールという考え方があります。
戦わずして、相手がポットにいれたドルをとるのでスチール(盗む)と言います。
毎回支払うBBやSBも、回数をこなしていけば大きな額になります。
それを意識的にとりにいくにはどうしたらいいのでしょうか?
1つに、BTNのレンジを増やす、という方法があります。
BTNはインポジションなので、戦いになっても有利。
スチールが決まっても嬉しいし、対戦になってもよいというポジションなのでスチールしやすいと考えられます。
相手のスタックに注意する
200nlといっても、相手のスタックが少ない場合があります。
そこで気をつけたいこと。
相手がどのくらいでコミットするのかを考える。
相手がコミットしてしまった場合、ブラフは効きません。
オールインしてしまった方が利益的な場合が多いからです。
その場合に、チェックにする場面が増えていました。
KKポーカーチャレンジで印象的だったシーン
配信を見ながら印象的だった場面を見て行きます。
ベットサイズテル
リバーのハーフポットサイズベットにブラフが多い!
200nlでもコールしたそのサイズのベットはブラフが多い印象でした。
難しいボード
ボード5♦J♥T♣
相手SBから7割のベット。
BBのハンド「9♠7♥」
フォールドしようか、コールしようか迷います。(ガットショットのみ)
GTOウィザードで分析してみました。
(実際とは少しサイズが異なります。)
SBのレイズ3に対してBBがコール。
フロップ5♦J♥T♣の場合、CBはポットの4分の1が50%。
チェックが17%。
ポット7割のベットが24%。
GTOで見てみるとポットベット7割に対して「9♠7♥」はコールですが、ポットオーバーになると100%フォールド。
ベットサイズによって、コールとフォールドがわかれる難しいハンドでした。
相手のレンジを想像しつつ、自分がどうプレイするか想像。
どのアウツが落ちても不安しかないからフォールドをするという選択です。
さらに、他の似たボードの場面では、相手のスタックを見つつコールしようかフォールドしようか決めていました。
相手のスタックが少ない場合、コールしたり、ベットすることで相手がコミットすることを考えます。
(コミットとはプレイヤーがフォールドしない状態になること)

CBが小さすぎるとリレイズしたくなる
リレイズしなくてもいいけど、ついリレイズしたくなるのは小さいベット。
GTOウィザードでも、相手の小さいレイズにはリレイズの場面が増えます。
KKポーカーチャレンジは続く!
チャレンジ4日目にして、もう達成が近いのではないか?という印象です。
20バイインルールにより、100nlから200nlに変わるまでがとても早い!
それでも、下振れも予想していて、20バイインを切ったらまた100nlに戻ると言っていました。
