KKポーカー万ドルチャレンジ企画!
ポーカーの鉄強がバンクロールを管理しつつ、万ドルに到達する企画です。
バンクロール$2,500からスタート。
詳細はこちら。
>>KKポーカー万ドルチャレンジ!1記事目
ハンド数591
開始時BR:4,443.98
終了時BR:4,846.52
当日収支:402.54累計ハンド数:8580
累計収支:2,340.75 ※RB含む
TTさんはお正月休みが終わったので、稼働時間が短くなるそうです。
実際にハンド数は3分の1ほどに。

会社員をしながらポーカーをしている人の参考になります。
KKポーカーチャレンジ配信中の思考
配信中のプレイでは、相手のステータスに対してよくアジャストしている場面が見られました。
ハンドの中のいくつかをピックアップしながら見ていきます。
フォールド率が低い相手には
フォールド率が低い相手は追ってきてくれるという特徴があります。
その特徴を読み解く1つがデータから見る「Fold to 3Bet」。
「Fold to 3Bet」とは、相手に3ベットされた場合にフォールドする確率。
この数値が低い相手ほど、コールしてくれます。
TTさんBTNでハンド「JJ」オープン。
相手BBがコール。
フロップ「3♥2♥2♦」
このボードでは、ほとんどのハンドが絡まないので、強いCBに対してほぼ降りてしまうことが想定されるハンド。
けれど、相手の「Fold to 3Bet」が低いことがデータからわかったので、フロップでポットの7割を打っても付いてきてくれるだろうと予想。
ポットの7割を打ってもコールがもらえました。
GTOウィザードから分析してみます。
チェック40%
ポット7割ベットが22%
ポット3割ベットが37%
このどれを選んでも頻度でよいという選択です。
特定のハンド「JJ」で見たとしても、この3つの選択が均衡したような確率でした。
(ハンドのスーツがフロップに無い場合はほぼチェック)
この場面では、大きく打ってもコールしてもらえると考えて、JJというハンドは強いのでポット7割ベットをしていました。
頻度で選択をするときに相手のデータを参考にしていました。
チェックが多い相手には
CBが来たらフロップで諦めるようなハンドでも、相手がチェックしてきたときは違います。
相手がチェックをすることでも、相手のハンドを絞っていきます。
フロップ、ターンとチェックできたということは、リバーでブラフを考える可能性が増すそうです。

ただし、まったくGTOをプレイしない相手もいました。
配信では、相手がフロップトップヒットなのにCBを打たないことも。

スロープレイは基本的にはバリューを取り逃がすことが多いプレイです。
そこはCBを打った方がよかったのではないか、という相手が200nlにもいる印象でした。
フラッシュドローは追うべきか
「K♦3♦3♥Q♥」というボード。
相手がターンでポット150%ほどのベットをしてきました。
IPのこちらのハンド「A♥8♥」
フラッシュナッツがあるから追うのかな?
と思ったのですが、ここはフォールド。
なぜかというと、相手がフロップ「K♦3♦3♥」で3割ベットしていて、相手のレンジにKKも隠れているし、Kヒットもあります。
その状態だったとき、相手にフルハウスができていて、フラッシュがそろったとしてもこちらのナッツではないのです。
それに、相手の150%ベットにはほぼブラフがない上に、フラッシュで逆転してもインプライドオッズをそこまで見込めないという理由もありました。
ペアボードの場合には、フラッシュドローを追う頻度が低くなりそうです。
もしターンがブラフだったとしたらより相手がおりてくれる率がUP。
バリューの場合は、小さめを選びたい場面になるのかもしれません。
ターンのポットサイズベットにはフォールドしましたが、ハーフサイズだったらTTさんはコールしてフラッシュAハイを追っていたと言っていました。

KKポーカー万ドルチャレンジ企画は続く!
早くもバンクロール$5000に到達しそうな勢いです。

仕事をしつつなので稼働が減る中、これからの動きにも注目していきます!