ポーカーの鉄強がバンクロールを管理しつつ、万ドルに到達する企画です。
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>>KKポーカ1万ドルチャレンジ企画
バンクロール$2,500からスタート。
9日目に突入!
当日ハンド数1224
開始BR 4,167.03
終了BR 5,280.58
当日収支+1,113.55
累計ハンド数12,616
ポーカーが強いということの1つに、対応できる場面が多い、ということがあります。
TTさんのプレイを参考に、こんなときはどうする?という場面を考えてみましょう。

KKポーカーでバリューターゲットを考える
ローポケットでセットを引いた場合を考えてみます。
こちらのハンドは2ポケでフロップ2のセットを引きました。相手はオリジナルレイザーですが、CBをしてこない状況。
こちらから、ターン70%ベットで相手はコール。リバーポット120%のベット!
またコールをもらってポット獲得。


ショーダウンバリューとは


KKポーカーでのオールインのバリューターゲット応用
相手のハンドやレンジを想定すると、さらに有利になることがあります。
バリューターゲットの応用編も見ていきましょう。
プリフロップのオープンレイズ「ATs」(UTG)に対して相手(HJ)が3ベット。
UTGコール。
フロップ「234」(レインボー)
HJは3割のベットをしてUTGコール。
ターン「5」
ボード「2345」
この時点でUTGはストレート完成!
ターンでHJは6割ほどのベットをしてきましたが、これに対してUTGは5倍強の非常に大きなオールインで返しました。
相手は長考の末、フォールド。
おそらく、ターンで相手は6割ベットするということは、相手もAをもっていてストレートの可能性が高いと考えます。
このままいけばチョップ。
それなのに、なぜオールインなのでしょうか?
オールインのバリューターゲット
「2345」(レインボー)のナッツを考えます。
ナッツは76を持っている場合の34567のストレートで、セカンドナッツは6を1枚持っている場合の234567のストレートです。
では、3betをしたHJのレンジに6は含まれているのでしょうか。
通常HJが3ベットするレンジにほぼ6は含まれていません。
低頻度で「66」「K6s」がレンジにはあるのですが、相手のスタッツを見て堅い傾向にあるならばそれらで3ベットをしないのです。
けれど、UTGは「66」や「76s」でオープンレイズし、かつHJの3betに コールした可能性があります。
ということは、HJ側でもA2345でストレートを作った場合、相手側の上ストレートを警戒しなければいけません。
GTOウィザードでも相手がターンで6割ベットしてきた場合で、こちらにA持ち、もしくは6持ちの場合はオールインを示すパーセンテージがでてきます。
相手のレンジを想定することでオールインでポットを獲得できるのです。
しかも、コールされたとしてもほぼチョップ。
これはチョップボードには有効な手段!
今回の6のようなナッツカードを持つ可能性が相手になく、相手と自分にセカンドナッツを持つ可能性があるならばやってみるといいかもしれません。

KKポーカーでバリューターゲットを考えていこう!
まず初心者が考えたい思考を表にしてまとめてみます。
- 自分が勝ってて、ベットにコールがもらえるハンド
- 自分が勝ってて、ベットにはフォールドされるハンド
- 自分が負けてて、ベットにコールされてしまうハンド(ブラフ失敗)
- 自分が負けてて、ベットにフォールドしてもらえるハンド(ブラフ成功)
- チョップ
鉄強になると、さらに項目が細分化されるそうです。
例えば、「自分が勝ってて、(小さい・大きい)ベットにコールがもらえるハンド」というように。
さらに、他の情報からも相手のレンジを想定することで、最大限のバリューを取ることができるようになります。
プリフロップでSRP、3ベット、4ベットだったのか。
相手のフロップやターンでのベットサイズ、もしくはチェック、リレイズ、などなど。
こういった1つ1つのことから情報を探っていって、相手が何を持つ可能性があるのかを想定します。
