KKポーカー万ドルチャレンジ|バリューターゲットを考えてみる-8記事目

ポーカーの鉄強がバンクロールを管理しつつ、万ドルに到達する企画です。

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バンクロール$2,500からスタート。

9日目に突入!

9日目の稼働
当日ハンド数1224
開始BR 4,167.03
終了BR 5,280.58
当日収支+1,113.55
累計ハンド数12,616

ポーカーが強いということの1つに、対応できる場面が多い、ということがあります。

TTさんのプレイを参考に、こんなときはどうする?という場面を考えてみましょう。

keu
ポーカー中の思考を文字にしていくよ

KKポーカーでバリューターゲットを考える

ローポケットでセットを引いた場合を考えてみます。

ボード「26397」オフ。
こちらのハンドは2ポケでフロップ2のセットを引きました。相手はオリジナルレイザーですが、CBをしてこない状況。
こちらから、ターン70%ベットで相手はコール。リバーポット120%のベット!
またコールをもらってポット獲得。

詳しい状況は書けていないのですが、なぜ相手はチェックで回していたのに大きなベットにコールしてもらえたのでしょうか?
keu
強くベットしたら、すぐに下りられちゃうかと思ったのに、コールをもらった!
こんなときに、バリューターゲットを考えてみます。
フロップチェックですが、ターンで強く打ったのにコールをもらう。
ここで考え付くのは、トップヒットや強いツーペアのハンド。
オーバーポケットのAAとかKKとかQQ。
120%はレイズも返せないはずと考えてリバーは大きめに打ちます。
相手はチェックするから弱いと考えるのではなく、ショーダウンバリューがあるからチェックしていると考えた場合に、強く打ってもコールがもらえます。
keu
ショーダウンバリューって?

ショーダウンバリューとは

ショーダウンバリューとは、ショーダウンしたときの価値のこと。
例えば、ポケットペアはAKにさえ50%の勝率があります。
相手がチェックしているから弱いと考えるのではなくて、マージナルなハンドでもコールする、ということを考えてバリューを狙っていきます。
ショーダウンバリューでポットを獲得することを狙った時、自分からはポットを膨らましに行かない場合が多いのです。
keu
ナッツ級ではないからなんだね!
強くはないけれど、フォールドするには強い手がマージナルなハンド。
特にプリフロップで3ベットしていた場合など、相手は下りにくいマージナルなハンドを持つことが多くなります。
keu
Aハイでも、十分なショーダウンエクイティ―を持つことがあるよ

KKポーカーでのオールインのバリューターゲット応用

相手のハンドやレンジを想定すると、さらに有利になることがあります。

バリューターゲットの応用編も見ていきましょう。

プリフロップのオープンレイズ「ATs」(UTG)に対して相手(HJ)が3ベット。

UTGコール。

フロップ「234」(レインボー)

HJは3割のベットをしてUTGコール。

ターン「5」
ボード「2345」

この時点でUTGはストレート完成!

ターンでHJは6割ほどのベットをしてきましたが、これに対してUTGは5倍強の非常に大きなオールインで返しました。

相手は長考の末、フォールド。

おそらく、ターンで相手は6割ベットするということは、相手もAをもっていてストレートの可能性が高いと考えます。

このままいけばチョップ。

それなのに、なぜオールインなのでしょうか?

オールインのバリューターゲット

「2345」(レインボー)のナッツを考えます。

ナッツは76を持っている場合の34567のストレートで、セカンドナッツは6を1枚持っている場合の234567のストレートです。

では、3betをしたHJのレンジに6は含まれているのでしょうか。

通常HJが3ベットするレンジにほぼ6は含まれていません。

低頻度で「66」「K6s」がレンジにはあるのですが、相手のスタッツを見て堅い傾向にあるならばそれらで3ベットをしないのです。

けれど、UTGは「66」や「76s」でオープンレイズし、かつHJの3betに コールした可能性があります。

ということは、HJ側でもA2345でストレートを作った場合、相手側の上ストレートを警戒しなければいけません。

GTOウィザードでも相手がターンで6割ベットしてきた場合で、こちらにA持ち、もしくは6持ちの場合はオールインを示すパーセンテージがでてきます。

相手のレンジを想定することでオールインでポットを獲得できるのです。

しかも、コールされたとしてもほぼチョップ。

これはチョップボードには有効な手段!

今回の6のようなナッツカードを持つ可能性が相手になく、相手と自分にセカンドナッツを持つ可能性があるならばやってみるといいかもしれません。

keu
ターゲットを考えると、こんなことが出来るんだね!

KKポーカーでバリューターゲットを考えていこう!

まず初心者が考えたい思考を表にしてまとめてみます。

  1. 自分が勝ってて、ベットにコールがもらえるハンド
  2. 自分が勝ってて、ベットにはフォールドされるハンド
  3. 自分が負けてて、ベットにコールされてしまうハンド(ブラフ失敗)
  4. 自分が負けてて、ベットにフォールドしてもらえるハンド(ブラフ成功)
  5. チョップ

鉄強になると、さらに項目が細分化されるそうです。

例えば、「自分が勝ってて、(小さい・大きい)ベットにコールがもらえるハンド」というように。

さらに、他の情報からも相手のレンジを想定することで、最大限のバリューを取ることができるようになります。

プリフロップでSRP、3ベット、4ベットだったのか。

相手のフロップやターンでのベットサイズ、もしくはチェック、リレイズ、などなど。

こういった1つ1つのことから情報を探っていって、相手が何を持つ可能性があるのかを想定します。

keu
自分でもターンオールインとかやってみたくなるね!
TTさんの万ドルチャレンジの過程はこちらの記事一覧からどうぞ。
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