ベットサイズの決め方はコレ!|KKポーカーチャレンジ-20記事目

ポーカーの鉄強がバンクロールを管理しつつ、万ドルに到達する企画!

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バンクロール$2,500からスタートしました!

2月7日~9日間の稼働
ハンド数3,266
1日平均ハンド1088
開始BR3,028.48
終了BR2,044.64
2月累計ハンド数12,772
今はちょうど下振れ期。
どんなに鉄強でも、このような分散があります。
winrateが5bb/100handsの勝ち組でも10,000handsでは30%前後の確率でマイナス収支になることや、かなり大きな下振れが一定の確率で発生することなどを確認することができます。
分散計算サイトから、どんな人でも分散がある事を理論的に説明できます。
>>分散計算サイト
今回はベットサイズについて見ていきます。
TTさんは今100nlを打っています。

KKポーカーチャレンジ|相手のレンジからベットサイズを決めよう!

ベットサイズを決めるときには、レンジと相手のハンドがどのくらい絡んでいるかを推測します。

HJ「K♦K♥」オープンレイズ
BBコールフロップ「7♣T♦Q♦」
HJポット8割ベット
BBコールターン「9♥」ボード「7♣T♦Q♦9♥」
HJポット8割ベット
BBコール

リバー「5♣」
ボード「7♣T♦Q♦9♥5♣」

さて、リバーでHJ「K♥K♦」は大きなベットが打てるでしょうか?

①打てる
②打てない

答えは

②打てない。

TTさんはポットオーバーを打ってコールされると負けているところがたくさんあるので、ポットオーバーが打ちにくいシチュエーションだと話していました。

結果として、ポット6割ベットを打ったところ相手はフォールド。

TTさんはオールインや高めのリレイズが返ってきたらすぐにフォールドするシーンだと言っていました。

GTOではチェックが選ばれていて、リスクを取らないならチェックが無難なシーン!

GTOウィザードで分析したターン60%ベットをされた場合のBBの動き。
ストレート
BBは「オールイン15%、コール45%、フォールド40%」という動きをします。

ハンド分析から、答えをもっと明確にしていきます。

KKポーカーチャレンジ|相手のレンジをストリートごと分析

各ストリートごとにみていきます。

フロップCBに対して

フロップ「7♣T♦Q♦」のCBポット76%ベットに対して。

BBは「レイズ10%、コール32%、フォールド57%」
CBコール

コールするハンド
「♦のフラッシュドロー、Qヒット、ストレートドロー、セット、2ndと3rdヒットの一部。」

BBはラージベット(76%)に対しても、ハンドが絡んでいるので4割はコールします。

ターンベット

ボード「7♣T♦Q♦9♥」

HJの「KK」はここで90%以上ラージベット(約8割ベット)が選ばれています。

そのラージベットに対して、BBはこのような反応をみせます。

BB「レイズ10%、コール50%、フォールド40%」(四捨五入)
ターン

トップヒットであっても、ウェットボードではキッカーが弱ければフォールドしています。

ここではQ6sから下のハンドはフォールド。

K持ちやJ持ちの場合にレイズを返す場面が増えます。

ウェットボードではトップヒットも下りちゃうんだね!

リバーのベット

フロップとターン8割ベットについてきたBBのレンジは、かなり強いものになっています。

リバーは「5♣」

ボード「7♣T♦Q♦9♥5♣」

リバーのカードはどちらかといえば、あまり絡まないカードです。

絡まないカードですが、BBはターンまでに役が完成している可能性があります。

ターン8割ベットにコールした相手のハンドにはどのようなものがあるでしょうか。

そして、そこからHJ「KK」はバリューベットが打てるのでしょうか?

リバーでのBBのハンドを分類してみます。

BBのハンドを分類してみる

こちらがリバーで残っているBBのレンジです。

リバー

表にしてみます。(PSB=ポットサイズベット)

確率の低い箇所は省略。カッコ内はコンボ数。

チェック
勝ってる AQ(12)、フラッシュドロー、KQ(5)、KT(6)、QJ(12)、JJ、
負けてる KJ(8)、QT(9)、Q9s(2)、Q7s(2)、TT(3)、T9(9)、T7s(2)、97s、95s、86s、77、75s

相手はずっとチェックだったので、強い可能性も、弱い可能性もあります。

なので、TTさんはポット6割を打つというバリューベットを打ちました。

ターゲットはQヒットの「AQ、KQ、QJ」やJJなどです。

フラッシュドローはリバーでベットした場合にすぐにフォールドしてしまうので、バリューターゲットにはなりません。

ポット6割を打ってコールされるレンジには、Qヒットがあります。

Qヒットをバリューに、もしそれ以上ならばリレイズが選択されやすい場面なので、その場合はすぐにフォールドを選択します。

ストレートや2ペアはポット6割に対してリレイズで対抗してきやすいハンドです。

持っていたハンドから推測

TTさんは「K♦K♥」を持っていました。

Kを持っていることで相手の「KJ」のストレートメイドのコンボ数を減らしています。

リバーでポットオーバーをベットしていたら?

HJ「K♦K♥」でリバーでオーバーベットをしていた場合はどうなっていたでしょうか?


「オールイン10%、コール30%、フォールド60%」

バリューターゲットにしていたAQやKQなどはフォールドしてしまいます。

なので、ポットオーバーを打っても利益にはならない、ということが明確に言えます。

KKポーカーチャレンジは続く

「KK」はGTOウィザードではチェックが選ばれている場面ですが、明確にバリューターゲットを意識できていれば、ベットは肯定されます。

KKポーカーの100nlでは、GTO通りではないプレイヤーも多いので、相手にアジャストしていきます。

理論や理由づけ、相手にアジャストさせることが必須になってくるね!
TTさんの万ドルチャレンジの過程はこちらの記事一覧からどうぞ。
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KKポーカーアプリでの注意事項とクラブ案内を紹介します。

>KKポーカーとは?

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