ポーカーを学ぶには、プレイ以外の論理的理解が大切!
良い本を読んで自分で考えることもポーカー上達方法の一つです。
>>ポーカーの上達方法はコレ!
なので、ポーカーの数学的側面を理解するのに役立つ一冊を紹介します。

ポーカーの「確率の考え方」のレビュー
この本は、あなたのポーカーの一決断が正しかったのかどうかを数学的に検証できるようになる本です。
例えば、ポーカーはベットするときやフォールドする時の選択において、どうするのが正解なのか悩む場面ばかり!
その場合の理由づけができるようになるのです。
確率の具体例
確率をオッズという面から本では計算しやすくしてくれています。
オッズは、特定のイベントがどれだけの頻度で発生しないかを示したもの。
例えば、あなたが一回だけのじゃんけんで負けない場合と、負ける場合をオッズにしてみましょう。
じゃんけんのパターンは、勝つ、引き分け、負けるの3パターン。
負けない場合は2:負ける場合は1。
特定のイベントというのはここでは負けるということ。
オッズは2:1になります。

>>フラッシュの確率とは

練習問題がたくさんある
あなたは学生時代、教科書一冊を一年間読み込みました。
情報は多数あるのですが、その一冊を理解するまでに一年かかっているのです。
そして、理解するまでに応用問題や練習問題を繰り返します。
この本は、そんな確率の教科書の役割を果たします。

ポーカーの「確率の考え方」を実践に活かすには
「確率の考え方」では、ポーカーの実践的な練習問題がのっています。
このときはフォールドすべきか、コールすべきか。
解答を計算から導き出せるようにしてくれているのです。
(*エクスプロイト戦略の側面もあるので、絶対ではなく目安です)
先ほどの例から見てみると、フラッシュを次のターンで引けるオッズは約「4:1」。
これをポットと掛け金から考えます。
例えば、あなたがコールするのに必要なお金は$1。
ポットサイズが$7だった場合、あなたのオッズは「獲得するポット:失うお金=7:1」。
$1を賭ければ、$7が手に入るかもしれないというオッズ。
これと、フラッシュを引けばポットを取れるだろうと考えたオッズ「4:1」とを比べます。
比較してみましょう。
「7:1」のオッズというのは、$1を8(7+1)回かければプラスマイナス0を表します。
「4:1」のオッズというのは、5回に1回はフラッシュがそろう確率を表します。

なのでこの場合、コールするのが正解だとオッズから考えることができるのです。
ポーカーの「『確率の考え方』ポーカーの数学的側面」まとめ
ポーカーを上達させるには、卓外での勉強が不可欠!
「確率の考え方」はその中での確率を考える際に必要な知識の手助けになります。
上級者は計算をしなくなって、体感的に正解がわかるようになると言いますが、初心者の内はその体感を得るために論理的な理解をしていくことも上達の一つ。
「確率の考え方」は特にポーカーのこつが載っているわけではありません。
理解の一部の側面として、有効活用できます。
