ポーカー(テキサスホールデム)では、相手のハンドが読めれば勝率が上がります。
ハンドリーティングとは、相手のハンドを読むこと。
ハンドリーディングのスキルには、プレイヤータイプを知ることが重要です。
ポーカー(テキサスホールデム)|プレイヤーの4タイプ
タイプを大まかにここでは4つに分類します。
- ニット
- レギュラー
- フィッシュ
- タフ
まずはそれぞれのプレイヤーの傾向を掴んでいきます。
ニットなプレイヤーとは
本からの引用。
ニットは保守的である。彼らを突き動かしているのは、もっぱらスタックを失う事への恐怖だ。君から彼らに大きなベットを仕掛けて、自分の手が勝っていると確信出来ない時は、たとえ君のブラフを疑ったとしても、10回中9回は彼らのフォールドに終わるであろう。

- 保守的
- コールしてくるハンドは強め
- スタックを失うことに対する恐怖がある
- ニットは通常ナッツ(その時点の最強に近い役)なしに3ベットしない
- ニットからのビッグベットは本物の手を意味する。
- ニットの中サイズのベットは、少なくともトップペアトップキッカー以上を意味する。

レギュラーなプレイヤーとは
レギュラーはそれなりに経験を積んだプレイヤーのことです。
人によって定義が違っていて、通常オンラインゲームなどの強豪のことを「レギュラー」という事もあるけれど、ここではそれを意味しません。
エド・ミラーの定義の個所を引用。
彼らのプレイは予測がしやすくて、ハンドを読むのは割合簡単である。また彼らは常習的に下手なプレイを繰り返すし、それよりもっと下手なプレイを繰り出させるべく操ることだってできるのである。

- ニットよりもハンド数が多い
- プレイの癖がいくつかあったりする
- Aが40パーセント以上の手に含まれている
- 3ベットはタイト目

フィッシュなプレイヤーとは
フィッシュとは下手なプレイヤー全体を指す言葉です。
本から引用。
フィッシュはポットを勝ち取るスリルを求めてポーカーをプレイする。そんな彼らは、プリフロップでフォールドしている限りは絶対にポットを取れないことを分かっている。だから大半のフィッシュはスターティングハンドの優に50パーセント以上をプレイするのである。
彼らのハンドをある特定のレンジに落とし込むことは不可能だ。

- ほとんどのハンドをプレイする
- プレイかフォールドかの判断をハンドやボード以外の要因(気分など)によって決める
- レンジは弱い
- くず手で大きなレイズをいれてきたりする
- ボードやポジションを意識していないことも多い

タフなプレイヤーとは
エド・ミラーが強いと見なすのはタフプレイヤーです。
本から引用します。
タフプレイヤーはハンドリーディングが上手く、もし君のハンドが弱そうだと推測したなら、君にプレッシャーをかけるべくデザインしたアグレッシブなプレイを出してくる。
タフプレイヤーはこの本「エド・ミラーのハンドリーティング入門」の範囲を超えたものになるそうです。

ポーカー(テキサスホールデム)プレイヤーのタイプ|まとめ
- ニットプレイヤー
- レギュラープレイヤー
- フィッシュプレイヤー
- タフプレイヤー
こちらの4タイプを選択しました。
ハンドリーディング入門として、まずは相手のタイプを大まかに分類してみましょう。
