このブログではJonathan Little(ジョナサン・リトル)のYouTube動画を紹介してきました。
前回12作目は「How To Decide WHEN To FOLD,CALL or RAISE」
>>コール・フォールド・レイズの決め方|フローチャートを紹介
今回13弾目。
「Equity & Pot Odds Explained」
エクイティとポットオッズの話

参考にした動画はこちら。
>>エクイティラボダウンロード

- ポットオッズ⇨ポット全体の額とあなたが直面しているベットサイズの割合
- ポットオッズの簡略化計算式
pot odds =call /(bet + pot + call) - エクイティ⇨現時点であなたがポットを獲得する取り分
これらを具体的にプレイに落とし込んでいきましょう!
ポットオッズの計算方法とエクイティの活用方法
ポットオッズの計算方法
ポットオッズの簡略化した計算式はこちら。
pot odds =call /(bet + pot+ call)
これを計算して、出てくる%がエクイティ(あなたがポットを獲得する取り分)になってきます。
では、この出てきた数値はどのように活用すればいいのでしょうか?
実際の練習問題から説明していきます。

(あなたのスタックは16bbでHJからです。)
(BTNはオールインをするときに、このレンジを使う人です。)

動画でもBBのアンティ込みの計算を今回は省いていると述べています。)

Pot Odds =13.8/33.5 = 約0.412
33.5⇨3.7bb(相手がベットする直前のpot「2.2bb+ブラインド1.5bb」)+16bb(相手のbet)+13.8bb(あなたのcall)
エクイティの活用方法
エクイティラボを起動してみましょう。
起動するとこの画面がでてくるので、矢印の個所をクリックします。
すると、この画面がでてきます。
ハンドレンジを先ほどのBTNのレンジにしましょう。
押したら右下の適用をクリック。
すると元の場面に戻ります。
次に二段目の緑の「>」をクリック。
クリックすると「ハンドレンジ計算機」と出てくるのでそこをクリック。
するとこの画面になります。
「最小エクイティ」に計算で出した「41.2」を入力。(0.412×100=41.2%)
入力した後に、その下にある「ハンドレンジを計算」をクリック。
すると、あなたが受けられるハンドが出てきます。
ポットオッズで考えると2.4回に1回受けられ、エクイティで考えるとこの表の青い部分のハンドで受けられることになります。
ここから見ると、「TT」は受けられるハンドに入ります。

ポットオッズとエクイティを活用する具体例
スタックが深くなるとどうなる?
さきほどの問題ではあなたのスタックは16bbでした。
この16bbが30bbになるとどんな変化があるでしょうか?
ポットオッズ
61.5⇨3.7bb(相手がベットする直前のpot「2.2bb+ブラインド1.5bb」)+16bb(相手のbet)+13.8bb(あなたのcall)

レンジがワイド(広く)になるとどうなる?
例題のレンジは堅いレンジです。
このレンジを広げると、どんな変化がおきるでしょうか?

ポットオッズとエクイティの話まとめ
- スタックサイズ
スタックが深くなればなるほど、ハンドはタイトにする。
スタックが浅くなればなるほど、ハンドはワイドにする。 - ハンドレンジ
相手のレンジがタイトになればなるほど、あなたのレンジもタイトにする。
相手のレンジがワイドになればなるほど、あなたのレンジもワイドにする。
