ポーカー用語のプローブベット(probe bet)とは。
ポーカー用語のプローブベットを知ろう!




プローブベット(probe bet)の役割
プローブベットはOOPが主導権を握れるベット。
特にローボードの場合にCBを打たない場面が多く現れるのですが、その場合にターンでOOP側のハンドの強さを主張します。
エクスプロイトとしても、CBを打ちすぎなプレイヤーに対してプローブベットを打つことで、ポットを奪うことができるのです。


ポーカー用語|プローブベット(probe bet)の具体例
GTOの演習問題からプローブベットの具体例をのせていきます。
私はプローブベットを知る前に、どうしてOOP側がここでベットするのかわからない場面がよくありました。
そんなときに、プローブベットを知ると納得する場面が多くなったのです。
例えばこの場面。
COのオリジナルレイザー側「A♣K♦」がフロップチェックを選択。
SBもチェックで返します。
ターンで「5♦」。
この場合にSBのOOP側はプローブベットを選択しています。
チェック、スモールベット、ラージベットのどれも選択に入ります。
ボード「T♠8♥6♦」に対してSB「K♠J♠」はあまり絡んでいませんが、いろいろなサイズのベットが選択されているのです。
このベットに対して、プローブベットの概念が当てはまります。
どんな場面でプローブベットが選ばれるの?
CBと同様にボードを読んで場面場面でプローブベットを選択します。
多くはローボードなどのコーラー側でOOP側にとって有利なボードかつ、ターンでラグが落ちた場合などに選択されていました。
他にもナッツのレンジがコーラー側にあるとき。
低めのストレートが完成しそうな場合や、フラッシュドローの場合などに選択されやすくなっています。
ポーカー用語|プローブベット(probe bet)のまとめ
フロップがチェックチェックで回った場合のターンでのOOP側からのベットがプローブベットです。
プローブベットを知ることでブラフが打ちやすくなります。
特に相手がCBを打ちすぎている場合に、打たない場面でプローブベットをするとより効果的になることも!
さらに、相手がプローブベットを知っていそうなら、こちらもマージナルな手でターンコールを選択しやすくなります。
考え方として知っておくことで、プレーの幅が広がります。
