ポーカーで言うスーテッドとは、スーツ(トランプのマーク)がそろっていることをいいます。
スーテッドネス⇨スーテッドであること。
ハンドが「♥♥」、「♦♦」、「♠♠」、「♣♣」とスーツがそろっている状態です。
スーテッドで参加する方が良いとGTO解析ソフトのオープンレンジでは示されます。
では、そのスーテッドである価値はどのくらいなのでしょうか?
「エド・ミラーのポーカースクール」から探っていきます。
ポーカー(テキサスホールデム)におけるスーテッドとは
スーテッドの価値はどれだけ強調しすぎてもしすぎることはない、と本でエド・ミラーは語ります。
スーテッドの特徴を述べていきます。
- スーテッドハンドがリバーまでにフラッシュを作る確率は6%
- フラッシュは強い役なので、ビックポットをとれる確率が高い
- マルチウェイ(参加者多数)でも勝てる
- ポーカーは6%の可能性が勝ちにつながる

スーテッドとエクイティ

ポーカー(テキサスホールデム)でスーテッドでも役を作りにいかない
本の中でエド・ミラーはこのようなことを語ります。
トリップスやストレート、フラッシュを作ることは、あなたが勝つための方法ではない。
あなたが「スーテッドハンドで入って、フラッシュを作ろう」と考える場合、他と同じ考え方しかできていない。


例えば、あなたがフラッシュドローの状態で、ターンで2ポッドのレイズをかけられました。
あなたがリバーでフラッシュを引く確率は約20%。
役を作りたいという気持ちからこれを受けるのか。
それとも、他の要因からも考えてこれを受けるのか。
もしくは、フォールドするのか。
いろいろな考えが巡ります。

そんなときに、ただ「役が作りたい!」という気持ちが率先すると、他の可能性を考慮できなくなってしまうことがあります。
言ってしまえば、ポーカーは残酷なゲームだ。そのことに議論の余地はない。
-痛みを和らげるためのプレイは上手くいかない。
長期的にそれは、より多くの痛みを生むことにしかならないのだ。

ポーカーのスーテッドとは|まとめ
ポーカーで言うスーテッドとは、スーツがそろっていることをいいます。
スーテッドネス⇨スーテッドであること。
スーテッドハンドがリバーまでにフラッシュを作る可能性は約6%。
その6%によるエクイティは、長期的に見た場合の利益につながっていきます。
そして、スーテッドはコールされたときのエクイティが十分にあるハンドです。
