あなたがポーカーで負けている理由3選|Jonathan Little(ジョナサン・リトル)の動画まとめを紹介

このブログではJonathan Little(ジョナサン・リトル)のYouTube動画を紹介してきました。

前回は4回目「3tips to improve your 3-betting Strategy」を紹介しました。
>>「3bet戦略を改善するための3つのヒント

今回はジョナサン・リトルのYouTube動画紹介の第5弾!

「The TOP 3 Reasons WHY You are Losing at Poker」
あなたがポーカーで負けている理由3選を紹介します。

参考にした動画はこちら。

要点を翻訳する形でまとめました。
(ブログということでわかりやすさを重視しますので、そのままを理解したい人は動画をご覧ください。)

ブログの『』内の情報は動画には載っていない情報です。

あなたが負けている3つの理由はこちら。
  • ハンドのみに注目してレンジを見ていない
    「You Care About Your Hand Too Much and Your Range Too Little!」
  • レベルに合わないフィールドを選んでいる
    「You are Playing in Tough Games」
  • 短期の分散に感情的になりすぎる
    「You are Too emotional about Short Term Variance」

多くのポーカープレイヤーは運が悪くて負けた、と言います。

しかし、この動画ではそれは不運ではない、というのです。

「この動画はあなたを批判したいわけではありません。

あなた自身の弱点を理解することで、あなたのポーカースキルを向上させるために役立てて下さい。」

という、ジョナサン・リトルの温かいコメントがありました。

弱点を見つめるのはつらいけど、これも強くなるため!

ポーカーで負けている理由①|ハンドのみに注目している

ハンドのみに注目してレンジを見ていない
「You Care About Your Hand Too Much and Your Range Too Little!」
多くの負けているプレイヤーは配られた2枚のカードのみに注目します。
レンジ全体を見れていないのです。
例えば、あなたは強い手でいつもレイズして、弱い手でフォールド、そこそこな手でリンプするとします。
その場合、相手にいつもあなたのハンドの情報を教えてしまっていることになるのです。
リンパーからの情報はたくさん!
強いプレイヤーはその弱点をついてきます。
ハンドだけでリンプをして負けてしまっても、それはあなたがレンジ全体を見れていないせいなのです。

レンジからバランスを学ぶ

もしあなたが相手に難しい選択をせまりたいのなら、あなたはバランスを学ぶべきです。

例えばフロップ「T86」(レインボー)。

『「GTOウィザード解析から見てみます。(NL500 100bb 6MAX)」

UTG対BBの場合、このボードではUTG「ベット約55%、チェック45%」を選びます。

フロップで比較的チェック傾向にあるのは「QTs、JTs」。

トップヒットであっても、バランスをとってチェックにまわします。

もちろん「ATs、KTs」はベット傾向です。

このように、バランスをとってチェックレンジとベットレンジを作ります。』

フロップのチェックレンジであっても、強いハンドと弱いハンドを混ぜていきます。

多くのプレイヤーのリークは、彼らが弱いハンドの時にだけチェックすることです。

そうした場合、対戦相手にエクスプロイトされてしまいます。

あ、ほぼベットするフロップでチェック!?こちらからベットしてみようかな…
『フロップでベットするかしないかは、こちらのチャートを参照にして下さい。
>>「フロップでの適正ベット額について」ジョナサン・リトル流cbチャート
あなたがレンジアドバンテージを持っていない場合に限り、あなたは自分のハンドによってベットを決めます。
  • プレミアハンドとドローはベット
  • マージナルとゴミ手はチェック

あなたのハンドの強さが偽造できた場合、相手は正しくないプレイをあなたに対してしてきます。

自分のハンドをなるべく相手に読み取らせない!

ポーカーで負けている理由②|レベルがわかっていない

レベルに合わないフィールドを選んでいる
「You are Playing in Tough Games」
あなたにとってタフすぎるゲームをプレイしていて、ウィンレートの高いテーブルを避けていることです。
タフゲーム?
タフゲームの具体例。
もしあなたが世界で9番目に強いプレイヤーだった場合に、そのテーブルに1位から8位のプレイヤーがいたら、あなたは一貫して負け続けるでしょう。
9人テーブルであなたが3番目に強くても、それでもそのテーブルで勝つのは難しいでしょう。
あなたの勝率はどこからくるのでしょうか?
あなたより強くないプレイヤーからです。
対戦相手に対してエッジを出せるような場所を見つける必要があります。
いつも「soft player(ソフトプレイヤー)」がいるような、あなたが楽しめるテーブルを見つけましょう!
現実にタフテーブルに座ってしまったら、場所を変えてもらうのも手です。
かつ、テーブルの右側に大きなスタック、左側にショートスタックの相手がいればなお良いです。
この場合、大きなスタックを手にしやすいし、失う時は少なくてすむからです。
可能な限り最大のエッジを持ってゲームをプレイしましょう!
自分の強さがわかるようになるのにも、ある程度のレベルアップが必要かも…
『例えば、ブラフチャートにブラフができるレベル表を載せています。
>>ブラフ決定のフローチャート
レベルを6つに分けた場合、ブラフをする理論を理解している段階のレベルは2でした。
もしあなたがレベル2にいた場合、その先のレベルにいる人の思考をたどることは難しいかもしれません。
ポーカーは相手の思考の先、その先を読んでいくからだね!
ゲーム理論とは何か
>>ゲームを理解する。
自分に合ったフィールドでプレイしていきましょう。』

ポーカーで負けている理由③|長期目線ができていない

短期の分散に感情的になりすぎる
「You are Too emotional about Short Term Variance」
ポーカーは分散の高いゲームです。
もしあなたが早く稼ぎたいと思っているなら、それも間違いなのです。
分散を意識して、エッジのある場所で長時間プレイしなければいけないことを理解する必要があります。
分散は長期間と短期間で違ってきます。
もしあなたがティルトした場合、短い期間の中では負け越してしまうこともあります。
>>ティルトとは何か
気が付かなくても、ティルトプレイになってたとかありそう…
さらに、あなたにバンクロールがなければ、分散的に悪いときにだけバンクロールを減らしてしまって、長期的なプレーが出来なくなってしまいます。
自分のエッジを実現させるためにはたくさんプレーする必要があるのに、です。
ジョナサン・リトルは言います。
「なぜ私がYouTube動画をたくさん出すのか?」と。
ポーカーのトーナメントはかなり分散が高くなります。
一年以上ダウンスイングが続くこともあります。
>>ダウンスイングとは何か。
トーナメントに参加できるようにするための、バンクロールが必要なのです。
あなたがプレイを正しく行っていたとしても、あなたはいつも勝てるとは限りません。
  • 短期的な感情でティルトプレイをしない
  • バンクロール管理をする

この二つの長期目線が必要です。

ポーカーは長期目線のゲーム!
「Poker is a long run games」

ポーカーで負けないようになるためには

ポーカーで負ける理由はまだまだあるものの、多くの人に共通している3選を上げました。

  • ハンドのみに注目してレンジを見ていない
    「You Care About Your Hand Too Much and Your Range Too Little!」
  • レベルに合わないフィールドを選んでいる
    「You are Playing in Tough Games」
  • 短期の分散に感情的になりすぎる
    「You are Too emotional about Short Term Variance」
どれもその内容を理解するにはレベルアップや経験が必要そう…
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